るみちゃんの未来の自分へ

染めQでサドル染め


作成日:2018/10/19


染めQでサドルを染めてみた(4)

去年の11月から、染めQを使ってサドルを染めて、耐久性がどこまであるかを実験していました。 


( 最終の状態→ )

約7600kmほど使用して終了としました。

摩擦に対してはやはりふとももの内側が
一番こすれるので、色落ちが顕著でした。

まあケイデンス平均90としても1分間に
片方45回擦れる訳ですから色落ちしない方が不思議かと・・・。


またサドル本体の合皮がはがれてきたので
その個所についての耐久性はよく分からず
と言った感じです。

レポ1に塗布前のサドルの写真がありますが、
内モモにあたる部分はサドルの元の色が落ちて、
ベージュになっています。

上(↑)の写真でもベージュが見られるので、
2層に塗布した部分は全て色が落ちた事に
なります。


3層に塗布した紺のライン(→)は擦れた部分のみベージュになっていますので、3層とも色が無くなった事になります。

まあ、汗をかいたり水をかぶった状態で走る事も多かったので、夏場に一気に色が落ちた気もしますが、レーパンに色が移ったかどうかは判断しかねます。

レーパンのサドルにあたる部分がグレーの為、
何ともいえない感じです。

白のレーパンだったらはっきり色移りが
見られるかもしれません。

また、サドル後方の3層に塗った濃い青の部分ですが、
ひび割れのような感じになっています。

サドルの伸び縮みでこうなったか、
バイクを立て掛けた時に擦れたのかは分かりません。

あと、サドル上面の文字も、やはり内モモが
当たるあたりが色落ちしています。


お尻が乗るサドル後方のマンタは消えずに残りました。真上から体重がかかっているだけの箇所は問題なさそうです。
それから最初の色と比べると、汚れが目立ちます。

パステルカラーのような淡い色を塗ると、汚れが目立つようになるかもしれません。

アルコールなどで汚れが落ちるかもしれませんが、やっていないので、アルコール清拭の耐久性は今の時点では判断つかずです。

という訳で、このサドルはこれでおしまいです。
長期間見に来て頂いた方、ありがとうございました。
何かの参考になれば幸いです。

TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT

・体重・・・60〜63kg
・使用期間・・・約11か月(11〜10月)
・走行距離・・・約7600km
・走行内容・・・ロングライド、ヒルクライム(乗鞍82分レベル)、
         毎日子供を背負っての通勤3km(トータル85kg)

上記条件でのあくまで自分の感想ですが・・・

・淡い色だと、汚れがその上に載ってきて目立ってしまう

・サドルそのものが中古で劣化していれば、
 徐々に表皮が取れてしまうので、
 結局寿命を「少し」伸ばすだけとなる

・塗布前は必ず手の油とサドルの脱脂が必要

・室内での塗布は臭いがきつすぎて危険

・手間はかかるけど、半年くらいは自分でデザインしたサドルを
 使えるので、乗るのが楽しみになる。

・染めQで色を付けた後、クリア(保護ツヤ出し)を
 最後に塗布しましたが、使用し始めてすぐくらいに
 光沢が無くなりましたので気休め程度にしか
 ならないかなと思います。

 お尻が触れない所は光沢が残りますが、
 いびつになりますよね・・・(^_^;)

・染めQがサドル表皮を痛めるかどうかという判断は
 何とも分かりませんでした。元々、使い古したサドルに
 塗布したので、サドルそのものの寿命だったのか、
 染めQを塗布した事で表皮の寿命が短くなったのか。
 判断つかずです。

こんなとこでしょうか。

理系じゃないので、理論とか数値的な事は
さっぱり分かりませんのであしからずm(_ _)m

 染めQネタはこれで お し ま い



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