るみちゃんの未来の自分へ

名古屋鉄道美濃町線(1)


散策日:2010(H22)年12月26日
名古屋鉄道 美濃町線【岐阜柳ケ瀬〜美濃】(H17年4/1廃止)
位置:岐阜県岐阜市〜美濃市
距離:25.1km
移動手段:自転車



スーパーマップル中部道路地図 (※4.17MBあります)
2004年4月発行(昭文社)→

愛知も廃線が多い県なのだが、岐阜の南部も廃線が多い。今年最後の廃線ポタ。
天気予報を見ると、午後から回復するとかで行く事にした。今回は初めてチームメイトが同行。

いつもの廃線ポタのペースで走っていいものかどうか迷ったが結局いつも通り、少し走っては止まり、走っては止まりの繰り返しで進ませてもらった( ̄∀ ̄*)

車のデポ地は道の駅柳津。駅からは少し離れている。

始点は名鉄岐阜駅。wikiには岐阜柳ケ瀬と書かれているが
具体的にどこかは調べず。
ただ、駅の北側は道も新しくバスターミナルがあったが、かなり綺麗だった。

名鉄岐阜駅からしばらくは路面電車で、車と同じ所を走っていたらしい。



@ 名鉄岐阜駅のすぐ横を南北に伸びる国道256号線。長良橋通りという名前だった。

 アスファルトの色が変わっているあたりが廃線跡。道路中央を走っていたようだ。

写真は北向き。

町の中心部なので、車も多く、痕跡はアスファルトの色の違いだけだったので
このあたりは詳しく見ず。路面電車の頃には駅もいくつかあったんだと思うが、
今回はスルー。道路がこの状況なので、駅跡を見つけるのは至難の業かと。



A
神田町5丁目交差点。ここは東西南北に路面電車が交差していた地点。現在は新しいアスファルトになっており、痕跡は見つけられず。
写真は南東方向。

今回見に行った廃線区間はここから東へ伸びる、国道248号線の上を走っていた路面電車跡をたどる。

B 国道248号線を東へ。わずかに中央の車線にアスファルトの境目があるが、痕跡と言えばその程度。色が違えばハッキリと分かるんだろうが、同じ色のアスファルトで、廃線跡だったのかどうかすら不安になってくる。

バス停があるので、地名や駅名はそれで確認できる。

写真は東向き。

ここからしばらくは道なりに東へ進む。痕跡らしい痕跡もないので、一気にスルー。
路面電車だったという事で、道なりに進んでも問題ない。
交通量はやや多めだったが、廃線跡が車道になった事によって、車線数が増え、車が余裕をもって走れる感じ。

さほど走りにくいとは感じなかったが、街中なので景色を見て楽しむというコースではない。



国道248号線を東へ進むと、北一色1交差点から県道92号線に変わる。
まあ、見た目は全く変わらないんだけどね(^_^;)

北一色交差点の頭上にある高架は国道156号線で、岐阜東バイパスという道らしい。



県道92号線はそこから東北東に伸びる。
北一色1交差点から1.4kmほど走ると、ボロボロになったキロポストが出てくる。
文字の解読はもう不可能。元々は数字が描かれていたはずなのだが、読みとれる文字は「○○道」。
(´ヘ`;) う〜ん・・・何のこっちゃ?


@県道92号線の途中から現われる廃線跡。写真は東北東方向。
A 同じ位置より県道92号線。西南西方向。



B 一番下の文字が「道」と書いているっぽい。
ただ、これって起点からの距離をあらわす物なので、漢字が入っている事自体おかしい。
廃線になった後、誰かが何かの目的で書き込んだと思うのだが・・・。

北一色1交差点からここまでは、県道92号線のどのあたりを走っていたかは、これまた不明。

路面電車なので、道の真ん中を走っていたのか、県道に変わった事により、道のはじっこを走らされていたのか・・・。


→C 県道と分かれる。

Cの写真から県道と少し離れるので、住宅街の中へ。

バラストが残っており、ここからしばらくは廃線跡をトレースしやすい。


D 住宅街に入ってすぐ。 

E 同じ位置より東方向。写真は西向き 


F キロポストが残っている。文字は4? 

G 同じ位置より西方向。

写真はほぼ東方向

H 野一色駅跡。対面式。東方向。

ものすごい違和感。


I 同じく西方向。道路と駅の境目がない

岐阜駅から出発して、野一色駅が初めて見つけられた駅跡だった。
北一色駅より西側は位置を認識してじっくり探せば
何か見つけられたかもしれないが、駅として認識できるかどうかは不明。
野一色駅跡はまだ駅の形を残しているので発見は簡単。





↑@ 野一色駅跡より東方向。静かな道

県道92号線は昔は国道156号線だったらしいA→

名鉄美濃町線の文字がまだ残っていた。
廃線から5年。住宅地図はまだ更新されていない。


B野一色8(丁目?)にある神社前。
石畳と線路が残っている。写真は南向き。

C 同じ位置より東方向。しばらくバラストが残った状態で廃線跡が続く

D徐々に東向きから北東向きにカーブしていく
勾配は5〜10パーミル。写真は東北東方向。E 同じ位置より西南西方向。

F カーブ途中に琴塚駅跡がある

G 土台にレンガが少し使われている




  ↑H 琴塚駅から南西方向
 ←I 大正時代の碑が建っている
  ↓J 同じく北東方向






 ↑地図C この区間、駅まで登り坂。
   斜度3%

←地図B
日野南6交差点から東に伸びる広い道が国道156号線、バイパス道。

@ 琴塚駅跡を出て、北東から北方向へカーブ

突如、廃線跡が途切れ、歩道に整備されている。
    写真は南方向。A→


Bしばらく工事区間が続く。写真は北向き

C 水路にかかる橋。結構古そう。

写真は南西方向。水が綺麗!

Cの橋の北側に日野橋駅があったらしい。
軌道跡の東側には東海学院大学が見える。
学生が多く使っていたのかもしれない。


D日野南6交差点より北東方向  

E 北東に進む。路肩は狭く、交通量多し

地図を見ると、日野南6交差点のすぐ西まで国道156号線の
バイパス道が来ており、北東に針路を変えるような雰囲気がある。

おそらく、廃線になった事により、これから拡幅工事が行われ、
廃線跡が完全に無くなるものと予想される。

廃線跡の高さが国道と同じ高さになっており、
廃線跡のすぐ西側に私道(?)があるが、線路跡の高さより低くなっている。

廃線跡がバイパス道になったら、道幅もかなり広くなり、
車にとっては走りやすい道になるだろう。

何年先になるか分からないが、近い将来消えるであろう景色である。




↑F 勾配29.4パーミル。列車にとってはかなりの激坂である。ロードでは3%弱なのでさほどでもない。

←G 岩田坂駅跡すぐ東の踏み切り跡より北東向き。ここがちょうど峠となっていて、ここから下り坂となる。

まわりは住宅街となっており、住民の足として利用客がそこそこいたのではないだろうか。

H 岩田坂駅跡。写真は南西方向

I 同じく北東方向

北一色交差点から県道92号線になり、日野橋南6交差点までが県道。
そこから国道156号線になり、交通量が一気に増える。

路肩も狭いので、坂の途中で止まって写真を撮るのはかなり厳しい。
斜度標識の写真も何とか車に避けてもらって撮った。
             岩田坂駅周辺 →



↑地図@
    地図A→

地図B  (写真Fの位置は適当)
地図C

↓@ 岩田坂駅を北東に下ってきた所。写真は南西方向。斜度標識は5パーミル。
↓A 同じ位置より北東方向。↑サイクリング的には左の細い道で走ればいいのだが、廃線散策なので、交通量の多い右の国道を選択。


←B しばらくこんな感じ。道路は国道156号線。

↓C岩田駅跡。すぐ横にバス停がある。
↓D岩田駅跡より北東方向。

↓E要所要所で廃線跡がなくなり、歩道になる。岩田交差点。 北東方向。
↓F再び廃線跡が出てくる

岩田交差点のすぐ前に青い道路標識があるのだが、
高山まで117km、郡上まで45km、関まで11kmとある。
とりあえず、関まで走れば一区切り目となる。

芥見5交差点から国道と廃線跡が分かれ始め、
廃線跡は北方向へ。国道はそのまま北東を向いている。
郵便局「岐阜東局」の交差点から国道を離れ、廃線に近づく。


↓Gバラストがそのまま。写真は南向き。
↓H 同じ位置より北向き。



←I こういう橋桁は撤去しないのね?有田鉄道廃線跡も大きい橋桁が残っている。

  ここの踏切跡は木製。すぐ北に下芥見駅跡がある。



地図@

地図A

  ↑@ 下芥見駅(しもあくたみえき)跡。写真は南向き。
←A  スロープは枕木
↓B 踏切は石畳。
国道から離れた事もあり、このあたりは静か。


↓C 駅より北向き
↓D 芥見小学校の東側を通過。かなり大きなしだれ桜があった。

↓E 小学校の北東部にある交差点より北向き。斜度標識が残っている。20.2パーミル。
↓F ここから田畑が広がっている。電柱が残っていてちょっと面白い景色。

↓G 右端が廃線跡。線路沿いに道がないので、田畑の間にある農道を右に左に進む

↓H 長良川に注ぐ小さい支流にかかる橋の跡より南向き。曲線が綺麗。
↓I川の名前は不明。痕跡ゼロ。唯一、橋台跡が削られ、ブロックが新しいのが痕跡と言えば痕跡になるか?北向き

(約25km中、9kmちょい完了。あと16km・・・何番まで続くんだろ(^_^;))



地図@ 水路に沿って廃線跡がある。
地図A


芥見小学校の北側に流れる河川は山田川というらしい。

ヤフー地図には名前すら載っていないけど…(^_^;)

← ヤフー地図の航空写真より。
   山田川にかかる橋。
   線路の右に水路が見える。


山田川を渡る橋が東にあったので、迂回する。
川を渡って廃線の方に戻ってみると、堤が見える(写真@)。
廃線が堤の上を通っているんだと思って近づいてみると、
橋桁の向こう側に踏切跡が見える。(写真A)


↓@ 大通りを一本外れるとものすごく静かになる。写真は西向き。
↓A 堤の上に廃線・・・ん?あれ?奥に踏み切り跡が?

↓B 堤をくぐって廃線の西側に出る。堤の西側に廃線跡があった。写真は北東方向。
↓C しばらく北上し、堤の上に出られそうな所に出たので、上に上がってみる。何ということでしょう。水路でした。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!北西方向。

わざわざ上に持ち上げてまで水路を作っているくらいだから、
何か大きな意味があったんだろう。大雨とか降ったらあふれたりしないんだろうか?

今回、見た時は水はまったく流れていなかった。
もしかして農作業用水路?農閑期だから水を流していないとか?
(´ヘ`;) う〜ん・・・、ちょっと分かりません。


↓D 相変わらず堤の上は水路。ここで大きくカーブし、進路を北北西から北東方向に変える。そしてバラストから再び路面電車へ。
↓E同じ位置より南南東方向。バラストから路面へ変わるポイント。

↓F 上芥見駅跡。完全に路面電車。 
↓G 電柱だけが残っている。電線はなし。写真は北東方向。しばらく北東に進む。

↓H 木製の電柱も何本か残っていた。結構貴重
↓I 進路を東北東に変えたあたり



地図@

地図A

廃線跡をたどっていくと、山にぶち当たる。
帰って地図で見てみると、ゴルフクラブのある山だった。
廃線跡はそこから北に急カーブを描く。
また津保川の手前では上芥見駅以降、
一旦遠ざかった水路が再び、山の手前で軌道跡とクロスする。


↓@ 先ほどの水路がここで再びクロスする。写真は北向き
ヤフー航空写真。S時にクランクしている

↓A同じ位置より南向き。
↓B 県道287と交わる。北向き。この先が津保川である。

↓C 津保川を渡ったところ。橋台、橋脚、まったく何も残っていない。南向き
↓ここでまさかの行き止まり。ま〜じ〜!?

↓Dまさかの行き止まり。ガードレールのすぐ向こうを廃線跡が走っている。写真は南西方向
↓E同じ位置より北方向。電柱がオブジェのように続く。

行き止まりになったら引き返すか、バイクをかついで
障害物を乗り越えていくかの2択になる。
今回はバイクを担いで、下水処理場の西側の道に出た。
こういうところは自転車ならでは。


↓F 白金下水処理場の西側を通って廃線跡をたどる。 北東方向。  
↓G 遠景の山には雪化粧。北西方向

↓H 斜度2.3パーミル。体感じゃ分からない。変わらず北東方向。
↓I 次の駅が見えてきた



地図@

地図A

  ↑地図C


←地図B


  ↓地図D


↓@ 白金駅跡。写真は南西方向。明らかに民家とホームがつながっている
↓A 同じ位置より北東方向

↓B 県道287号線に出て、沿道の方を走る。北北東方向。廃線が道に挟まれている
↓C この先あたりに小屋名駅があったらしい。

小屋名駅跡はそれと認識できず。
見落としてしまった。残念。
そのまま国道156号線の方に進んでしまい、廃線跡を見失ってしまう。


↓D 国道156と国道248の交わる交差点。写真は156号線に進んで南向きに撮影
↓E 右に見える茶色の歩道が廃線跡だと勘違いしてしまった

国道156号線をしばらく進んで、あれ?おかしいな?と思い
来た道を戻る。(´ヘ`;) う〜ん・・・、ハズレだったか。


↓F 国道248号線に入り、先ほどの交差点を見る。
↓G国道248号線。赤土坂駅跡はこの写真の左後ろあたりだと思う。

結局、小屋名駅跡と赤土坂駅跡はそれと認識できず、
完全にスルーしてしまった。もしかしたら何か残っていたかも知れない。
次回調査時の宿題である。


↓H 西向き。国道248号線。路肩が狭くやや走りにくい。
↓I 東向き。沿道に入って東へ



↑地図@

↓地図A


↓地図B


↓@ 新田駅跡。道路に挟まれている。東向き。右奥に見える道路が主要道
↓A 同じ位置より西向き

↓B 栄町3交差点より道路と離れていく。向きは東北東へ。
↓C 同じ位置より西方向

↓D 新関駅跡。対面式でこれまでの駅跡に比べ、大きい感じ。関〜岐阜間を結ぶ大事な駅だったのだろうか
↓E 駅前はタクシー・バスの停車場になっている

↓F 1番ホーム。廃レールの再利用?
↓G 2番ホーム。建物はまだまだ使えそう

↓H 新関駅の東側に流れる水路。橋桁は残っていないが、橋台だけ残っている。     
↓I 新関駅から関駅はすぐそこ。進路を東北東から一気に北に向ける。



↓地図@

↓地図A

↓地図B

↓地図C

↓地図D

↓地図E

↓@ 県道281号線を横断する。東向き。ここのクランクはかなり強引にS字に曲がっている。     
↓A 関駅跡より。フェンスの少し向こう側が線路の終点だったようだ。



← ヤフー地図の航空写真。

  かなり強引にS字カーブを作っている。

 関駅で、長良川鉄道越美南線と合流する。

 長良川鉄道はまだ現在も運行中。

↓B 関駅の様子

↓C 関駅の様子

関駅から再び新関駅に戻り、1999年に廃止となった区間の散策に向かう。
地図の縮尺が大きすぎて、具体的にどこを通っていたか分からず、
想像で走ってみるが、うまくトレースできない。

結局地元の人に話を聞いて、コースが判明した。
県道281号線の西側歩道のあたりを通っていたらしい。


↓D ちょうどこの直線がそうらしい。写真は北向き
↓E 同じ位置より南向き

←F しばらく県道に飲み込まれつつもそれらしき空き地が続く。
    写真は北向き。

この日は空がやや曇っていて、気温もかなり低かった。4〜5度くらい?

冬場は草木が枯れるので廃線散策にはもってこいの季節だが、ゆっくり走るにはちとつらい気候だ。

↓G 水路を渡る所でやっと遺構を発見。橋台跡である。鋭角にクロスしていたようで、とんがった大きい橋台だ。方角は北向き。     
↓H 同じく、南向き。この橋台の先100mほどで県道と廃線跡が離れていく。



↓地図@

↓地図A

↓@ 県道281号線から離れたあたり。遊歩道になっている。奥の左に見える建物は下有知中学校。ずっと奥には美濃市や郡上市の山々が見える
↓A 普段走っているコースでこんな景色は見られないのでちょっと感動

新関駅から出て、下有知駅、神光寺駅と続くのだが、
下有知駅跡は気付けずスルー。
あとで調べてみると、「下有知」交差点付近だったようだ。
岐阜バスの下有知バス停付近かな?


↓B 神光寺駅跡。同じく北向き。

↓C 観光案内の看板が残っているが文字は読みとれない

↓D 寒い中、マラソンをしている集団がいた
↓E 北に進むと遊歩道が途切れた


←F 11年前に廃線になった区間だが、とりあえずそれと分かる堤が残ってくれている。

写真は北向き。

頭上には東海環状自動車道が走っている。

↓G 県道281号線とクロスする。線路跡はここから北北東へ
↓H 同じ位置より南向き



←I 水路にかかる橋桁。昭和62年に再塗装したと書かれていた。



↓地図@

↓地図A



←地図B

↓@ 砂利道で残っている廃線跡。写真は南南西方向
↓A 同じ位置より北北東

さすがに11年前に廃線になっただけの事はあって、
地道で残っている所も苔がしっかり生えていたりした。
ただ、農作業車が通ったりするのかな?車のわだちが少し見られた。


↓B 少し東に迂回して、戻ってきた。松森駅跡付近。写真は南方向
↓C 同じく北方向

↓D 松森駅跡。住宅街の中にある

↓E 枕木が埋められている。 ここはこのまま残すんだろう

↓F 県道343号線とクロスする。右前に見えるのは保育園
↓G 遊歩道になっている。頭上は東海北陸自動車道



←H 住宅街の北の端あたり。

短い区間だけ(50mくらい?)地道として舗装されずに残っている。
このさきは広めの道になり、美濃市街地へ向かう。



ヤフー地図の航空写真 →

地図表示ではすでに廃線跡は掲載されていないが、航空写真はまだ線路跡が残っている。

美濃町線と越美南線とがかなり接近しているのが良く分かる



↓地図@

↓地図A

↓@ 美濃駅。駅前に下る道が線路跡だったようだが、今は綺麗に整備され、2車線の道路になっている
↓A 4両の列車が静態保存されている

↓B 駅舎は資料館兼グッズ販売所として保存されている


↓ 切符売り場跡。いろんな資料が展示されている。美濃市街地の観光案内地図も置かれていた
↓展示されている車両の内部。文字通りいろいろ売っていた

↓廃レール?造形が面白い
↓週間アサヒの広告。時代が・・・( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

↓ 現役当時の写真



美濃町線はほとんどの区間で道路を並行して走っており、
交通手段として車がメインの日本では、廃線となるべくしてなった感がある。
どう考えても車の方が便利だし、速いだろう。
道路の開発も鉄道と並行せずに別ルートだったら、廃線にならずに
残っていたかもしれない。

廃線散策中、車の交通量が結構あったので、生活動線として
需要のあるルートなんだと感じた。

サイクリングコースとしては、2車線の車道が続くので
走れると言えば走れるが、交通量がそこそこあり、
景色を楽しめる区間はやや限られていると思う。

現在のところ、サイクリングロードになっている個所は
下有知中学校付近の数百mのみであり、
今後、他の個所では道路の拡幅工事等が行われ
廃線跡が無くなる雰囲気がかなり感じられた。

美濃駅駅舎の展示物は一見の価値あり。
鉄道に関するものが販売されていて
鉄好きなら一度お立ち寄りをオススメします。

入館無料

  ― お し ま い ―

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