るみちゃんの未来の自分へ

長野電鉄屋代線(1)



散策日:2018(H30)年5月12日(土)
長野電鉄 屋代線【屋代〜須坂】

       (平成24年4月1日廃止)

距離:24.4km  
位置:長野県千曲市〜長野県須坂市
移動手段:自転車


午前中に同電鉄の河東線を見た後、午後から車で移動して屋代駅近くの河川敷公園へデポ。屋代駅からスタート。

屋代駅舎。現在はしなの電鉄の駅舎らしい。共用していたんだとか。へぇ〜。

しなの鉄道屋代駅の自転車置き場より北向き
@分岐が始まったあたり。バラストが残る

@ 北陸新幹線の高架下あたり

東屋代駅跡。写真右は屋代中学校敷地

廃線になってまだ日が浅いので線路跡を見つけるのは容易。
ただ、東屋代駅跡を見た時に、駅舎の痕跡が皆無で
かなりがっかりした。さっさと撤去してしまったようだ。


A 上信越道とクロスするあたり。西向き
A 同じ地点より東向き

雨宮駅跡はもっと難解だった。線路跡はずっと伸びているのだが、だだっ広い空き地がいきなり現れたのだ。

基礎とか何か駅舎の痕跡が少しでもあれば確信を持てたのだが、何一つ残っておらず、空き地が広すぎて駅跡かどうか自信が持てなかった。

帰ってから調べてやはり駅跡だと分かったが、現地では何とも判断つかなかった。

雨宮駅跡 東向き

雨宮駅跡 西向き

B沢山川にかかる鉄橋

C河川敷堤防に沿って伸びる線路跡





トンネル入り口 D↑→

上信越道の下をくぐった先に右手に出てきたトンネル。石組みが立派♪

雑草を刈られている方が2名おられた。

ご苦労様です〜m(_ _)m

E 線路跡が見えなくなった所裏道に入ってみた。

岩野駅跡。な〜んにも無い

岩野駅跡に元々生えていたと思われる木
駅のホームだっただろう場所から東方向

岩野駅より東側は国道403号線の道幅が広くなっており
線路に沿って歩道もある。


F 国道403号の歩道より東向き

G 赤坂橋南交差点付近より西向き

G 同じく東向き。上信越道をくぐる  

H 南東方向

H’ 踏切跡より50mほど北に残っていた    

I 線路沿いには細い農道が伸びる




象山口駅跡より南西方向

象山口駅跡より北東方向

廃線になって時間がそれほど経っていないのに
これだけ痕跡が無くなっているという事は
撤去費用がねん出できたって事だよね?

他の廃線だと、駅舎とか遺物が結構残っているのに
この線は本当に何も残っていなかった。


↓J象山口駅と松代駅の間の鉄橋

1993年の銘鈑

Kお城跡?それっぽい建物が近くに見えたが訪問せず。北東方向
松代駅舎跡。いい雰囲気

現在はバス停となっている

松代駅舎 写真4枚。木造で木組みがいい感じ。ホーム前の線路跡は痕跡ゼロで駐車場になっていた。味気ない・・・






←駅に残された地図にはまだ当時の線路が記載されている。

↓駅舎南西部には撤去された器具が放置。分岐を変える装置の一部かな?

駅の周辺は観光地らしく、たくさんの人がいた。
どう見ても観光客っぽい雰囲気の人たちだ。

町並み保存地区かな?よく分からなかったが、
それっぽい匂いがした。興味はあったが、時間の関係で
町並み散策はせず。また次回。

松代駅跡から少し離れて長野IC近くまで写真はあまり撮らず。


L 長野ICの南東にある鉄橋

M北方向。交通量が多い区間

廃線跡を各地で回ると、その鉄道が地物と人に愛されていたかどうか、
撤去費用が残っていたかどうかなど、何となく伝わってくるものがある。

この屋代線に関しては、一部の地元の方は愛していたんだろうけど、
大多数の人はさほど好きでも何でもなかったんじゃないか?
と思ってしまうほどさびしい雰囲気が漂う。

再び訪れてみたいと思えるような廃線跡でない事は確か。
廃線好きとしてはこういった存在はすごく残念。

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