【 7月23日(水) 】
しかもツール特価で5ユーロで登れる。 会場にはツールドフランスのオフィシャルグッズブースがあり、お土産を数点購入。 徒歩でツール観戦する人が自分を含め7名いたので、ゴンドラで上まで7名が上がった。 バイクで上まで走る組が5〜6名ほど?残りの方は別行動と、1名が日本へ帰国。 ゴンドラで上に上がると、天気がよく、最高の景色。 キャンピングカーがたくさん停まっていて、テントも多い。 スキー場がメイン産業らしく、宿も山頂には多く、独特な雰囲気。 音楽が鳴っていたり、バーベキューがあちこちで食べられていたりと完全に夏祭りの状況。
ロープウェイで下山する案もあったのだが、行列がすごく、とても1時間では下山できない状態になるらしい。 というわけで、徒歩で11kmを下山しつつ観戦することに。
多くがキャンピングカーで来ていて、イスとテーブルを出し、お酒を飲みながら景色を楽しみつつレースが通り過ぎるのを待っていた。 ゆったりとした時間の使い方だ。バカンスってやつだね。
それでも、写真を撮ったり、バイクで山頂に上がっていくローディーたちを見たりと雰囲気を楽しむことはできた。
キャラバン隊が通り過ぎ、一区切りついたので、少し下まで下山してヘアピンのある区間で観戦することに。 他の人とは結局離れてしまい、嫁と二人で見ることに。 谷を挟んで正面の山肌には道(コース)が見え、向こうの山は向こうの山で、キャンピングカーの列が見えた。 選手の先頭に合わせてヘリコプターも飛んでいるので大体どの辺に選手が来ているのか何となく分かる。 目線より下にヘリがきてしばらくすると逃げの選手が一人で上がってきた。 応援の声も下から序所に大きくなり、まわりの雰囲気も一気に最高潮に。すげーよ・・・(^_^;) おとなしそうにしていた女の子も別人のようにはしゃいでいる。 ↓ やたら楽しそうに話しながら登坂中。お〜い…レース中じゃないのかい?(^_^;) 嫁はまあ、いつもと変わらないハイテンションで・・・。 新城選手が上がってきたのは先頭が来てからしばらくしてからだった。 6〜7名ほどのパックになっており、通り過ぎるのは一瞬。
歩き始めても選手がパックで来たり、パラパラと登ってきたりと少しの間は続いたが、それも終わると一斉に観戦客は下山開始。 選手が登っている間にも下山開始するローディーもいて、大丈夫なんかいな・・・と見ていたが、特にとがめられる様子も無く。 さすがに一番最初の選手が上がってくる直前に下山していた自転車乗りは、観客に注意されて停まったが。(当たり前だ・・・(-_-;)) バスに戻ったのが、6時35分ころ。 新城がチームカーからおり、目の前を通過したのは嬉しかったが、まわりも新城コールが起こって、 自分の声は届かず。人気あるんだ。 ちなみに、下山は選手も一緒に下山。 一般の人に混じって選手も下ってくるのでどれが本物でどれが偽者か分かりづらい。 しかも選手がバイクゼッケンを外しているので、見分けようとすると、体型と日焼けから判断するしかない。 分かる人には分かるようで、拍手で見送る観客もいた。 でも間違えて一般の人に拍手をするのもやだしね・・・(^_^;) ただ、これだけファンと選手が近いスポーツも他にないな〜と。 足がパンパンになったので、もうぐったり。 バスに乗り、一安心。 と思ったら今度は一本道が大渋滞。 大型トラックが道をふさいだり、ツール関係者の車が優先だったりと道はぐちゃぐちゃ。 キャラバン隊の特殊車両が、解体されていたのは面白かった。 上に乗っていた派手なおねーちゃんが解体を手伝っていたが、明らかに眉間にしわがよっている状態。 あれだけ毎日1日中笑顔を振りまいていたらそうなるわな・・・(^_^;) ↓毎日これを繰り返すんだよ…(^_^;) 渋滞を抜け、宿に戻ったのは9時半頃? 普段運動しない嫁もぐったりでしばらく動けず。 キャラバン隊からもらったグッズの整理や着替えの洗濯を小休憩の後やったが、就寝は10時半頃。 その後、嫁が復活して片づけをやってくれたらしいが全く気づけず。スマヌ。 24日へ 追加:洗濯の方法 シャワーを浴びる ↓ 着替えて、部屋にロープを張っている間に浴槽に湯をためる ↓ 浴槽に洗濯洗剤を投入、かき混ぜ ↓ 洗濯物を浴槽に投入(液体の小包装が便利) ↓ グルグルかき混ぜる ↓ 湯を流す ↓ すすぎの為に再度湯をはる ↓ グルグルかき混ぜる ↓ 湯を流す ↓ ある程度手で絞る ↓ 小さい物(下着等)からバスタオルにくるんで体重をかけ、脱水作業 ↓ 大きい物を最後にバスタオルにくるんで体重をかけ、脱水作業 ↓ 部屋に張ったロープに洗濯ものをかけ空調をつける バスタオル脱水はかなり有効でしっかり水分が抜けた。 近くにコインランドリーが無い状況で洗濯をしなきゃならない場合はかなり使える。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【 7月24日(木) 】
↓じいちゃん、そのホイールどうするの?とめっちゃ聞きたかった・・・。 パン・チーズ・加工肉・パスタ・スープが日本よりかなり安い。 また、野菜は結構高めでサラダ用の野菜は(すでに袋に入っているやつ)は日本で買う何倍かという印象を受けた。 クノールスープの種類と在庫量は日本とは比べ物にならないくらい多かった。 そんなにスープ好きなの?(^_^;) 料理もどこも野菜は少なめなので、元々野菜を摂取しないお国柄なのか、食物繊維はこの旅中ほとんどとらなかった気がする。 お昼はカルフールで買った食材を組み合わせてバスの横で食べた。天気はよく、日差しも強めだが、風は涼しく、日影はかなり過ごしやすい。23〜25℃くらいかな? 2時か3時くらいにコースを歩き始める。 バスを止めたのはオタカムへの登りの入り口地点。 レース残り11kmくらいの地点で、前日のように山頂までロープウェイがあるわけではない。 上まで歩いていけても、帰りがバスの集合時間に間に合わないので途中までしか登れない。 コース途中にカルフールのブースが出ているという情報が入ったのでそこまで徒歩で行くことに。毎日よく歩く(^_^;)
しかも流れる映像が、自分のエタップで走ったコースと 同じなので、景色の復習もできるしとてもおもしろかった。 同じ坂でも「景色が流れている」し、ありえないスピードで 走っていることがよく分かった。 ツールドフランスのグッズ販売から何かの募金活動、 イベントを盛り上げる為の、グッズばら撒き等、 観客を飽きさせない。ちなみにグッズを撒くのは 日本の餅撒きと同じでの手がどわ〜っと天に向かって伸びる。
嫁も英語ができないのを気にせず積極的に話しかけたりするので、楽しく過ごせた。 単語をつなげるだけでもどうにかなるもんだ。 トップ選手がツールマレー峠を下る少し前からキャラバン隊が通過し始め、 前日と同じようにグッズを車から投げてくれる。 前日と違い、人の多いところで見ていたので グッズを手に入れられる確立はぐっと低くなり ほとんど手に入らなかった。(ゼロではないけど) 見ていると、地面に落ちたグッズを拾おうとして次のキャラバン隊に 轢かれそうになる人もいて、見ていて結構ひやひやする。 子供が転がったボールを拾おうとして車に轢かれかけるアレだ。
車(関係車)はどんどん上がってくるし、かなり危険な状態。 よくこれで死人が出ないもんだ(^_^;)
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