るみちゃんの未来の自分へ

エタップデュツール(旅編3)





【 7月24日(木) 】つづき

数グループ通り過ぎた所で新城選手が通過。
フレーヾ( ̄^ ̄ゞ)( 尸ー ̄)尸_フレー


その後、波状に選手が通過。その度に、 同じレベルで盛り上がるのでこれまた楽しかった。

最後尾の選手が来ても応援の熱さは変わらず。観客側のレベルもかなり高いと分かった。(エタップを走っていてもかなり声援を受けたし)

最後の選手が上がり、サポートカーも通り過ぎたあとはオーロラビジョンでトップの争いを注視する。


逃げが捕まり、マイヨジョーヌを着た選手が集団から抜け出し、
独走態勢に。山岳ジャージも追いつけず、差は広がっていく。

マイヨジョーヌを着た選手がゴールする直前、あと100m!
観客も選手がゴールした時の歓声を上げようと
手を握り締めていたその瞬間!


いきなり映像が固まった!

観客から上がる「Ah〜〜・・・」

多分、あそこにいたみんな、同じ感情だったと思う。
ナンデヤネン・・・orz。
結局その後、映像は回復せず終了となった。

TVの方は多分、ちゃんと写っていたんだと思う。
夜のニュースではちゃんとゴールシーンが放送されていたし。

観客も最後のオチを見た後、解散。


人の波がふもとへ続く。人でさえ、立ち止まるくらいの人の渋滞。コースに続く人の列。

思い思いの応援グッズを持ってふもとへ歩いていく様子は壮観だった。

バスへ戻ると、自走組はバイクを解体中。
サイクリングをして少しだけレース観戦をしたそうな。


バイクは梱包され、フランスで乗るのはこれが最後。全員バスに戻り、宿まで。

これまた渋滞がすごく、時間読みがしづらい。宿に戻ったのは20時。


梱包されたバイクはバイクだけを運ぶ車に移動。自分は部屋に置いていたので、急いで降ろす。

トゥールーズからパリまで空輸するより車1台で移動させたほうが安く済むためだ。

夕食は溜まりにたまったお菓子の消費。
あとは朝食時にもらっていたマドレーヌや
クッキーの消費、カルフールで買ったパンなど。

キャラバン隊が配っていたお菓子はいわゆる子供が食べるようなスナック菓子などで ポテトチップスのような物やうまい棒とカールをミックスさせたようなものなど。


加工肉が配られていたりもしたが、これはおつまみかな・・・。
日本でいうとカルパスみたいな味。

ポテチのようなものは、油が違うのかちょっと変わった味がした。

うまい棒味のスナック菓子は、ものすっごく体に悪そうな感じ。黄色も強めだし、
まずくはないけど、買って食べるようなものではない気がする。うん。

洗濯はせず、消臭スプレーだけふっておき、袋へ。
就寝はやはり23時くらい。

毎日フル活動。zzz





【 7月25日(金) 】
ツアー本体は帰国の途へ。

朝4時45分起床、5時半朝食、6時半出発。パリでツアー本体と離れる。

この日、初めていつものメニューに加えてオムレツが出てきた。事前情報で、朝食がないと聞いていたのだが、結局毎日朝食が食べられた。

2時間ほどバスで移動してトゥールーズ空港まで。

途中の道路標示を見ると「晴れなら130km/h、雨なら110km/h」の表示。こっちで軽自動車が売れないのが分かる気がする。

pedalさんの話によると、欧州はミッション車が普通でオートマはかなりマレだとか。おばあちゃんもMT車でがんがん走っているらしい。

毎日一緒に移動したバスの運転手さんはトゥールーズ空港でお別れ。 連日ありがとうございました〜(^^ゞ



トゥールーズ空港で飛行機の出発が30分ほど遅れ、さらにパリで荷物がなかなか出てこず、さらに30分遅れ。
いきなり廃線〜♪→


結局パリ観光は1時間遅れてのスタートとなった。


シャルルドゴール空港着12時半、パリ市内が14時着。


シャルルドゴール空港からパリ市内までバスで約1時間。渋滞もあるので、大体それくらいらしい。

←パリは環状道路の内側の事を指すらしい。

バスからエッフェル塔を見たり、凱旋門、シャンゼリゼ通り、コンコルド広場、オペラ座を観光。さくっと流す。

あと2日後にツールドフランスの最終日ということもあり、先日行われたパリ祭りの観覧席がそのまま残されていた。ツールドフランスが終わった後に片付けらるらしい。

←パリの路面状況。すべりそう〜(-_-;)

ガイドさんが、パリに入って初めてガイドらしく仕事をしているのを見て、やっと「ああ、ガイドさんだったんだ」と分かったのはおもしろかった。

旅の間、8割がた冗談で2割本当という会話の中身は非常に難しく、どれが本当でどれが冗談が見分けがつきにくかった。

奥が深い。



14時40分頃自由行動開始で、嫁とオペラ座からルーブル美術館のある通りを歩いてみる。

オペラ座の前で写真を撮っていると、いきなりスリがきて、腕をつかんでくる。
ダンボールで目隠しをし、バッグを触ってくるので思いっきり抵抗したが、さすがに動揺した。



気がつくとウェストポーチのチャックが開けられていたが、さらにその中にチャック付きのバッグをいれてその中に貴重品を入れていたので盗られたものは無い。白昼堂々と人前でできるもんだ。


ちなみに、スリは女性3人組みで、何語か分からない言葉でまくしたてて近づいてきた。また、こちらが抵抗した後もしれ〜っと、何事もなかったかのように、町中に溶け込んでいった。

こっえ〜

       つ づ く




←この写真の直後にスリに。これだけ人がいるのに・・・。



気を取り直し、何軒かの店へ入ってみる。

芸術の町らしく、絵葉書であったり、画材、写真などさまざまな作品が普通に売られている。

それらを見ているだけで、美術館に来た様な感覚になった。1軒入るだけでもかなりの時間を費やす。


ルーブル美術館までは数百メートルなのだが、それでも30分以上かかってやっとこさ到着。見る所(店)がたくさんありすぎ〜。

「写真を撮ってあげます」的なのも信用できなくなったのでできるだけ自分撮りで記念撮影。


建物がすごく綺麗で、天気もよかったので写真が映える映える。
パリでも写真はたくさん撮れた。

パリ中心部には日本料理店も多く、見慣れた日本文字の看板が複数軒見られた。
長期出張とかで滞在が長くなった人は使うのかもね。

ギャラリーフェイクという漫画に出てきた「パサージュ」という通り抜けの商店街のような所にも行けた。(漫画に出てきた所そのものではないけど) 静かな雰囲気でとてもいい感じだった。


16時半頃バスに戻り、空港まで移動。

空港まで1時間位の予定が、渋滞等もあり1時間ちょい。ツアー本体は出国手続き。
ここでお別れとなる。連日遊んで頂き、ありがとうございました〜(^^ゞ


自分たちはもう一泊パリに滞在するのでバイクとスーツケースを手荷物預かりに預ける。


「Left Babbage」と書いていたのだが、左の荷物??と思っていたらレフトバゲージというので手荷物預かりという一つの単語というのを知った。へぇ〜。


           つ づ く



自分たちの荷物はおみやげ等でかさが増え、かなりの量。運搬が大変そう・・・(^_^;)

手荷物預けに預けた荷物は4個かな?スーツケースにボストンバッグに、お土産満載の段ボール箱に自転車の段ボール箱。

この荷物を持ってウロウロできないもんね。支払った額は…また調べときます。


(後記:荷物5個預けて、93.3kg、85ユーロでした。この時のレートで約12000円)

大きな荷物を預け、Iさんは空港に泊まり、8月中旬までパリで仕事するとか。お気をつけて〜(^.^)/~~~

自分とM夫妻はシャトルバスでパリに移動。なんだかんだでパリのオペラ座に戻れたのは20時頃。

まだまだ日が出ていて明るいのだが、時間からするともう宿に入ってもいい時間。

M夫妻はここでお別れ。パリに連泊し、ツールドフランスの最終日まで観戦するとの事。お世話になりました〜(^^ゞ


ここから嫁の希望で行ってみたい店に行くことに。
地下鉄に乗って移動。ガイドブックに載っていた店で食事ができる所らしい。

紅茶やジャムも売っていて、お土産をさらに追加で購入。
もうええっちゅーねん(-_-;)


夕食もここでとる事にしていたようで、そのまま席へ。
スタッフの中に日本語が少しできる人がいて教えてもらいながら注文。

味の方は・・・ん〜・・・大人な味といいますか・・・イメージしていたのとちょっと違ったようで

ま、こういう味もあるんだなと勉強になりましたとさ(* ̄m ̄)プッ


22時頃に店を出て、再び地下鉄を乗り換えホテルまで。
23時になる前くらいにチェックイン。

受付で予約していた用紙を見せ、パスポートを見せる。
すると「〜ブッキン?」と言われた。ブッキング?予約が二重になっているの?

受付の方が事務所の奥に入っていく。おいおい、予約がダブっているの??

と思っていると、再び出てきて、奥さんのパスポートも見せてくださいと。
出して待っていると「OK」との事。
最初から二人分のパスポートを出せばよかった。

無事に部屋に入ることができた。



部屋の中は昨日までの4つ星ホテルと雰囲気はほとんど同じだが、アイロンがついていて、トイレと風呂が別々、

おしゃれなデスクワーク机があり、 冷蔵庫とコーヒー、紅茶、湯沸かし器まで設置されている。

冷蔵庫があるのはありがたかった。同じ4つ星でもここまで差があるんだ…。
シャワーを浴び、早速就寝。


テレビはユーロスポーツチャンネルが映り、ツールドフランスがずっと放映されていた。
ルルドの宿では映らなかったのだが?

26日へ





【 7月26日(土) 】


 左上:ホテルにティッシュがある!( ◎O◎)
 右上:ホテルに飲み物がある!(◎O◎ )
 左 :筆記机がある!(◎O◎)

マリオット・リブ・ゴーシュ パリというホテルだった。

ティッシュがあるのに驚き、飲み物があるのに驚いたが、日本の宿ではごくフツーの物。

外国では無いのがフツー。アイロンまであったのはもっと驚いたが、完全にビジネス客用?

朝6時半から朝食がとれる。
が、起きれたのは7時すぎ頃。
朝食に行けたのは8時半頃。

嫁の希望でベルサイユ宮殿に行ってみたいとの事で、調べてみると、パリから郊外に移動しなければならない。


開館が9時かららしいので、それに間に合うように行きたかったのだが、当の本人が起きなきゃ仕方ない。移動の疲れもあっただろうしね。ゆっくりと朝食をとる。



メニューは前日までと同じく、パン、ヨーグルト、ハム、チーズがメインだったが、そのほかにもいろんな種類の食料が置いてあった。サラダ(野菜系)も多め。

パンの種類も豊富で、腹いっぱい食べる事ができた。ついでに昼分のパンももらっていく。(旅の間、この昼食分のパンで、かなり食費が浮いた)

結局なんだかんだで宿を出たのは朝10時。

遅いっちゅーねん。

地下鉄に乗り、乗り換えて郊外方面へ。

乗り換えで地元の人に道を聞きながら何とか到着。(ちなみに鉄道の加速減速度はハンパない。)

フランスに来て、タクシー、空港シャトルバス、地下鉄、トラムと乗った。

公共交通機関の料金体系はシンプルと言えばシンプルだが、分かりにくいと言えば分かりにくい。

慣れれば、日本よりこっちの方が簡単そうに思えたけど、1日2日では慣れそうにもなかった。

鉄道車両は高速地下鉄(RER)は、2階建てが多いようで、車両に乗り込むと階段が現れる。

おそらくトンネルの規格が日本より大きめに作られているのだろう。自然災害の多い、日本ではこのサイズのトンネルが作られなかったんだと勝手に想像した。(実際はどうか知らないけど)

それにしても、車両内の落書きの多いこと。

壁から天井にいたるまで、びっしりと落書きがあった。これはちょっと残念。落書きに日本語が無いのは良かったけど。

       つ づ く 
(自分のブログ史上、これだけ長いのは初めて)



11時半頃に最寄駅に到着。
多くの乗客が同じ目的の様で、ぞろぞろと人の列が続く。


↓駅。立派っす

↓ケーキに群がるアリみたい・・・

徒歩10分ほどで宮殿正面に着いた。
人の多さに驚かされる。正面道路はかなり道幅が広いのだが、びっしり人があふれている。



ま〜、壮観だこと。天気もいいしいい感じで観光できそうだった。

門をくぐると長蛇の列。3ターンくらいの入場待ちの列があり、確実に1時間以上は待たされそうな予感。


スタッフウェアを着た係りの人にアドバイスを求めると、通常のチケット売り場も見てのとおり行列がすごいので近くで入場券を売っている所があるから、そっちへ行った方がいいよと教えてくれた。

見ると確かに入場券を買うのにも別の列ができていてこれまた時間がかかりそうだった。


説明通りに右側裏手に回ると人気がパタッとなくなりちょっと不安に。

レストランがすぐ近くにあり、言われた通り寄ってみると確かにチケットも販売していますと書いている(気がした)。


ものすっごい鬱陶しそうに対応するおばちゃんからチケットを2枚購入。お客もほとんどおらず、正門側のチケット売り場とは混雑ぶりが正反対。こりゃ〜、いい情報を聞いたもんだ。

入場するには結局列に並ばなければならなかったが、1時間ほどで何とか場内に入れた。13時頃だったかな。

入場料は15ユーロ。2000円ちょいってとこ。

入口で持ち物検査を受け、場内へ。

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