山岳コースに入ると、道によっては車も
通らず落石が多い所も多々ある。
またトラックが多く通る所も金属片やら
砕石された石が転がっていたりする。
よけたつもりで右に左に走っていると
タイヤの横をサクッと傷つけてしまう事があるのだ。
タイヤサイドは真ん中より柔らかめに作られている。
落石や金属片でカットするのはその柔らかい所。
大きくカットしてしまった場合はパンク修理の終わったチューブを入れて
空気を入れても、チューブがそこからはみ出してきてしまう。
そういう時に役に立つのがいらなくなったタイヤ片等。
これを裂けている部分の内側にあて、予備チューブを入れる。
パッチを張った修理済みのチューブを入れる場合は、
パッチを貼っていない所がここにくるようにチューブを入れる。
後はチューブをタイヤで噛まないように注意して入れるだけ。
実走してみると、この部分でどうしてもコンコンあたる
感触が来るが、あくまで自転車屋さんまで、もしくは
自宅までの応急処置としよう。
また、タイヤ片を持っていない場合の代替品として・・・ | | |
・ガムテープ
・パンク修理用パッチ
・厚紙
・ペットボトル片
・お札(最後の手段)
・テレホンカード(今時あるかな?)
等などいろんなものがある。
ま、要するに7〜8気圧くらいのチューブが
裂け目からはみ出さなければOKなのだ。
| |
空気を入れる際は要注意。
裂け目から、あてた物と一緒にチューブがはみ出していれば、あて物を変えるか位置をずらす等しないといけない。
いらなくなったタイヤはそのまま捨ててしまうのが普通だが、このように再利用する事も出来る。 |
さほど重くないし、持ってて損はないので
ツール缶やサドルバッグにサイズの違う
物を2枚入れておく事をオススメする。
ちなみにちょっと大きめのハサミでなら
タイヤを切る事ができる。 |