るみちゃんの未来の自分へ

タイヤサイドカット


作成日:2010/11/5
山岳コースに入ると、道によっては車も

通らず落石が多い所も多々ある。


またトラックが多く通る所も金属片やら

砕石された石が転がっていたりする。


よけたつもりで右に左に走っていると

タイヤの横をサクッと傷つけてしまう事があるのだ。


タイヤサイドは真ん中より柔らかめに作られている。

落石や金属片でカットするのはその柔らかい所。


大きくカットしてしまった場合はパンク修理の終わったチューブを入れて

空気を入れても、チューブがそこからはみ出してきてしまう。

そういう時に役に立つのがいらなくなったタイヤ片等。



これを裂けている部分の内側にあて、予備チューブを入れる。

パッチを張った修理済みのチューブを入れる場合は、

パッチを貼っていない所がここにくるようにチューブを入れる。


後はチューブをタイヤで噛まないように注意して入れるだけ。


実走してみると、この部分でどうしてもコンコンあたる

感触が来るが、あくまで自転車屋さんまで、もしくは

自宅までの応急処置としよう。


また、タイヤ片を持っていない場合の代替品として・・・

・ガムテープ

・パンク修理用パッチ

・厚紙

・ペットボトル片

・お札(最後の手段)

・テレホンカード(今時あるかな?)


等などいろんなものがある。

ま、要するに7〜8気圧くらいのチューブが

裂け目からはみ出さなければOKなのだ。



空気を入れる際は要注意。

裂け目から、あてた物と一緒にチューブがはみ出していれば、あて物を変えるか位置をずらす等しないといけない。


いらなくなったタイヤはそのまま捨ててしまうのが普通だが、このように再利用する事も出来る。

さほど重くないし、持ってて損はないので

ツール缶やサドルバッグにサイズの違う

物を2枚入れておく事をオススメする。


ちなみにちょっと大きめのハサミでなら

タイヤを切る事ができる。