作成日:2015/4/30 |
先日淡路に行った際、初心者の方の ローテーションの練習も合わせてやってみた。 ローテーションは初心者にとって、 少しハードルの高い走行技術になり、 いろいろ難しいので一回ではなかなかうまくいかない。 ローテーションの目的は空気抵抗による疲労軽減を 目的としていて、基本的にはペースは 高速でも低速でも一定になる。 レース中などはペースを上げていくローテーションもあるが、 今回はなし。 質問を受けたのだが、内容はこんな感じ。 ・どのくらいで交代するのか ・ペースはどのくらい ・どうやって交代を後ろに知らせるのか などなど 座学などで勉強した訳ではなく、今まで走ってきた 経験だけでしか伝えられないので、間違った事を 伝えている可能性もあるのだが、自分の言葉で 伝えられる事だけ説明文にしてみた。 ・交代するタイミング 今までローテーションをやっていなくて、初めて集団走行を される方は、前に出たら15〜20秒を頭の中で数えてみる。 それできつかったら10〜15秒に減らす。 ・ローテーション中のペース その集団のレベルにかなり左右されるのだが、 ペースは「自分の全力では前をひかない」。 感覚的に80〜85%くらいで前をひく。 全力でひくと、今度最後尾まで下がった時に 集団の後ろに着くのが難しくなるため。 ・交代の合図 まず、まっすぐ走っている事が前提になるのだが、 自分が走っているラインを左にずらし、右手で合図を送る。 ハンドサインはチームによりさまざまだが、 そのチームに合わせたハンドサインを行うように。 要は意思疎通ができればいいのだが、 ローテーションのハンドサインは結構いろいろある。 またハンドサインができない人は声で「下がります」とか 「交代〜」とかで意思を伝える。 ・2番手を走っていて先頭が交代の合図を出してきたら・・・ 決して自分は加速せず、ラインも変えず、 同じペースでまっすぐ走り続ける事。 下記3点は絶対にやっちゃダメ。 ×加速して前の人を追い越す ×右に膨らんで前の人を追い越す(※ただし道路事情による) ×前に出ない。ブレーキをかける。 ・車間はどのくらいで 空気抵抗が減っていると感じる距離かつ、 前の人が減速しても安全に減速できる距離。 その集団の走行レベルと自分の走行技術により この車間距離は変わってくるので、 一概に何センチ離れてとは言い難いが、 ホイール1個分くらい離れていれば とりあえず安全に走行できるかな?と思う。 また、ローテーション中に、集団の中で足を止める、 ブレーキをかけるなどの減速動作を行う時は慎重に。 車間がかなり狭くなっているので、後続が追突するリスクは高い。 (書きかけ) |