るみちゃんの未来の自分へ

6月1日〜15日





60日目 平成23年6月15日(水)



深夜に音がしないくらいの小雨。
2時頃しずくが落ちる音で目が覚める。
テント、外に置いている荷物の口の確認。




朝は曇り。フライシートの水滴をふき取る。

天塩バスターミナルは泊まれそうなくらい立派だった。

6時45分道道106号線へ。稚内まで67kmの標識。
何もないと覚悟してスタートする。




↓地平線がかすんでいる…(-_-;)

所々にトイレがあったり小さいパーキングエリアが
あったりするが、基本的に景色は変わらない。

確かに直線道路だ。途中に1箇所アップダウンが続く区間が
あったが、それ以外はフラット。晴れていれば利尻富士が
綺麗に見えたはずなのだが、まったく見えず。残念。


↓ この先の丘を越えれば…

↓まだ続いていた・・・orz。

9時半頃「こうほねの家」に到着。
昨日の姫路のご夫婦が先着されていた。
缶コーヒーとバナナを頂く。しばし歓談♪
ありがとうございます〜(-人-)

別れた後は建物の中で休憩。結構立派な休憩所で、
水道設備があり、ガスがつながっていたような感じ。
ラジオが置いていて元は何かの店のよう。




ネットの電波は届かなかったが、パソコン内で写真整理。
昼ごろ鹿児島のおいさんが到着。お疲れ様〜(^_^;)

14時半頃まで写真整理したが、まだ6月前半にかかったくらい。
結構時間がかかる。おいさんはここに泊まるらしい。
建物は夕方に閉まるようだが、疲労で動けないとか。




こちらはとりあえずノシャップ岬を目指す。

岬到着が15時半頃。絵葉書を購入し、4km先の
市街地へ。北防波堤ドームを見てスーパーへ。
200円の弁当が売っている。安っ!

スーパーの店先で食べていると、隣の惣菜屋さんの
おねーさんができたての鳥のからあげを差し入れてくれた。
うまいっ!ありがとうございます!!




17時半頃ドームに戻る途中で、チャリダーと会う。
愛知からだそうで、カメラマンらしい。
三脚と フィルムカメラを持っているそうで、結構な重量じゃない…?( ̄Д ̄;;
お願いして名刺を頂く。しばし歓談。

礼文島、利尻島をすでに回って帰路らしい。
写真見たいな〜。HPは更新していないそうだが、
また訪問しなきゃね。




ドームにテントを張って今日はおしまい。
明日は利尻島へ渡る予定。
それにしても寒いっ!吹く風が冷たく、気温も低い!
冬に逆戻りしている感じ。

稚内市内でも八重桜を見た。北の端まで八重桜と一緒に
北上できたのはうれしかった。

距離:81km
時間:3時間43分
平均:21.7km/h
最高:35.8km/h
天気:午前中曇り、昼前から少し晴れ。
   17℃。北西からの弱風。

テント設営地:北防波堤ドーム 北海道稚内市





59日目 平成23年6月14日(火)



夜〜朝はずっと雨。朝は8時前まで小雨だった。
郷土資料館が10時からしか開かないので、
8時過ぎから道の駅でブログ更新。

10時過ぎに資料館へ。




開拓時代の道具や動物の剥製が展示。
ヒグマ事件の事も結構扱っていたが、
それがすべてではない。なかなか中身の濃い内容だった。

テレビドラマ「熊嵐」を上映していたが、時間が長そうだったので
ラスト20分くらいだけ鑑賞。三國連太郎主演。名作だ。

スタッフの方に聞くとDVD化はしておらず、他では見られないらしい。
非常に残念。レンタルビデオとかないのかな?
オークションで探すしかない?帰ったら探してみよう。




11時過ぎに資料館を出て、羽幌町へ。アップダウンが続く。
羽幌は大きな町でスーパーが何軒かあった。食料購入。

町の北にあるセイコーマートでも食料購入。
買いすぎ?(^_^;)

国道沿いに羽幌線跡が続く。堤のみだが、
所々に橋台や橋桁なども見られた。

初山別村役場近くのバスターミナルは
どう見ても駅跡地。ただし、南北には何も痕跡なし。




道の駅富士見で北海道メロンソフトを食べた後、
スーパーで食料買い出し。またかいっ!
いや〜、食料が無くなるのが怖くて怖くて…。
ちょっと買いすぎかも。




海沿いの開拓農道を走るも、橋の工事で6kmほど走って
再び国道へ戻ることに。明日の予行演習になったかも?




↓左の写真の5分後。

景色が変わらん・・・

道の駅手塩着が16時15分。
ハイエースキャンパーのおじさんに話しかけられ、
手作り焼きそばを頂くことに。
姫路から来られたらしい。ご夫婦で定年後
あちこちのんびり旅をしているそうな。
目標とする姿だな〜。




道の駅が閉まってからテント設営。
雨は降らないみたいだが、曇りの予報。
明日はサロベツ原野越え。
お尻が痛そうで恐怖なり。




↓左の写真の5分後。景色が…

距離:80km
時間:3時間30分
平均:22.9km/h
最高:51.0km/h
天気:朝曇り、15時頃から晴れに。17℃前後。

テント設営地:道の駅てしお 北海道天塩町





58日目 平成23年6月13日(月)





今日も朝は雨が降りそうな曇り空。
鹿児島のおじさんにあいさつして先に出発。

延々続く直線道路。三毛別(さんけぺつ)ヒグマ事件現場を見たくて、今日は内陸へ。



8時前に国道239号線へ。
そして道道1049号(ベアーロード)へ。

店のシャッターや家の壁にかわいい熊の絵が描かれている。
事件の内容はそんなかわいいものじゃないんだけどな〜(^_^;)

復元現場までの距離が分かっているので気分的にちょっと安心。





奥へ進むとだんだん人家が少なくなってくる。 結構怖いぞ・・・( ̄Д ̄;;
途中、農作業中の地元の方が手を振ってくれた。やっぱり人は温かい。

ラスト200mは舗装から砂利道に変わり、 車が1台通れるくらいの細い道幅に。
マジで??( ̄ェ ̄;)



バイクを押して進むと・・・

 
 出たぁぁ!

  熊だっ!!Σ(◎◇◎|||)


よく見ると手作りの熊だった。

笹薮に隠れるように置かれていて、本気であせった。

復元現場は確かに熊が出てもおかしくない雰囲気。
写真を撮り早々と退散。




元の国道239号へ戻り、国道232号へ。
そして苫前町市街地へ。

苫前町郷土資料館は月曜日で定休日。
道の駅でパソコンが使えるようだったので
11時過ぎから13時過ぎまでコメントレス等。
初めての無線LANだったが、結構便利。

もしかしたらマクドナルドとかも同じような感じなのかな?


↓分かりづらいけど、雪の山



道の駅を出て、しばらく考えるが、稚内まで141kmの
標識があり、あと2日で着きそうだったので苫前で泊まる事に。

テント設営地を確認し、道の駅の風呂へ。
ここの風呂は鉄分の匂い?結構良かった。
風呂から出て、パソコンし放題。ラッキー♪
外は雨。夜の内に止んでくれればそれでOKさっ。




距離:74km
時間:3時間45分
平均:19.7km/h
最高:39.6km/h
天気:朝曇り。15時頃から雨。

テント設営地:苫前町郷土資料館 北海道苫前町





57日目 平成23年6月12日(日)





朝から雨が降りそうな空模様。急いでテント撤収。
昨日と今日は出発が早く、店がほとんど開いていない。

マッカ岬トンネルまでちょっとした登り。トンネル多し。

小川を見つけたのでジャージ上下を石鹸で洗濯。
水が冷たい!リアのサイドバッグに載せて走る。

しばらく走ってふと気づくと、スポークが
ぴかぴかでジャージが真っ黒…。
ま、まぁスポークに巻き込んで事故にならなかったので
良しと思う事にしよう。チクショー。




増毛町市街地に入ったのが7時45分頃。
9時開店が多い中、スーパーがすでに開店していた。

灯台や小学校、神社等を見て、スーパーで朝食。
北海道カマンベールチーズ〜♪ご当地グルメ。
焼き鳥の串が安くてつい購入。

9時が過ぎたので開店した建物などを見て回る。
観光案内所でしばし歓談。ここの観光は良かった。
ちょっとオススメかも。増毛駅は終着駅で雰囲気良し。
映画にも結構使われているようだ。




10時頃増毛町市街地を出発。

留萌市に入り、黄金岬へ。その後スーパーで食料買い出し。
大きい街に入ると、なかなか郊外に出づらい。

昼をまわり小平(おびら)へ。留萌市街地は観光する所が なく、
買い物以外スルーに近かった。観光案内所には一応寄ったのだが…。




留萌市街地を出ると海岸線ルートへ。
直線が続き、ひたすら平坦。お尻痛い。
ひざも少し痛む。そろそろ2ヶ月になるので体の
故障も出てくる頃だろう。

道の駅おびらに着き、鰊(ニソン)番屋を見学。
これも良かった。建物自体、2億円をかけて再建されたとか。
漁に使われた昔の道具や生活用品、建物の様子など事細かに
説明されていて、見ごたえ十分。




貴重な映像や写真も展示されていて、説明パネルの数も十分。
もうちょっと時間をかけて見たかったが、閉館の時間とテント設営の時間を考えると時間が足りなかった。
鰊番屋を出て、横にある小平町歴史資料館(?)へ。



昔の風俗の資料展示から、終戦直後に
ソ連に沈められた輸送船3船の事まで展示されていた。

沖縄では民間人が乗った船が沈められた事は
いろいろ話で聞くが、ここの話は初めて知った。

昭和20年8月22日、戦争が終わって
北方4島から北海道に戻る途中で
民間人が乗った船3船が潜水艦に沈められたそうだ。
その事についての資料の展示があった。

道の駅が17時に閉まってからテント設営。
受付の方が声をかけてくれてしばし歓談。

今日は距離が伸びなかったが、いろいろ北海道の
遺産や文化に触れられて良かった。




距離:70km
時間:3時間45分
平均:18.7km/h
最高:40.3km/h
天気:曇り。西からの中風。日中16℃。

テント設営地:道の駅おびら鰊番屋 北海道小平町





56日目 平成23年6月11日(土)





テント設営地がまずかった。ヒトケタ国道の歩道にテントを
張ったかのような騒音。走行距離が短かったので
疲労もそれほどでもなく、眠りに入りづらかった。
おかげで眠りが浅く、4時過ぎに起床。
あまりにうるさいので早々とテント撤収。

6時過ぎには出発できた。




国道5号線はやはり一桁国道。交通量が半端ない。
国道337号線に入るまでは長めの登坂。

国道337号線に入ると、目のくらむような直線道路。
道幅が広いので大型がバンバン通っても
それほどストレスにはならず。

国道231号線に入り、店がなくなりそうなので
早め早めに食料を買っておく。




アップダウンが続き、景色があまり変わらない。
写真を撮るほどのものでもなく、ほとんど撮影なし。

土曜日とあって、ローディー、オートバイが多い。
厚田を過ぎるとトンネル地獄の始まり。またか…。




浜益の海浜公園近くでセイコーマート休憩。
小雨パラパラ。空は晴れているのに?

柏木(浜益)から増毛まで50kmはあるようで
今日の増毛市街地到着は無理。
岩尾温泉を目標に走る。




二ツ岩トンネルからは相変わらずの連続トンネル。
しかも長い。さらに片側工事あり。

アップダウンは無くなったが、北からの向かい風。
前に進まない。

雄冬野営場はものすごく簡易なもの。
温泉からの距離も結構ありそうなのでパス。




岩雄温泉到着14時頃。久しぶりの風呂で
のんびり入り、疲れを癒す。シンプルな風呂だが
景色が良かった。夕日も見られそう。
近くにキャンプサイトがあればいいのに…。

岩尾温泉の建物裏にこっそりテント設営。
携帯が圏外だった。




距離:115.5km
時間:6時間ジャスト
平均:19.2km/h
最高:52.2km/h
天気:朝曇り。昼過ぎ晴れで小雨。23℃くらい

テント設営地:岩尾温泉 北海道増毛町





55日目 平成23年6月10日(金)





夜から早朝にかけて小雨。テントの一部が濡れたのみ(寝袋も)。

道道913号線は静かだが、長い登りがある。
国道に戻ると、南からの強風(中風?)向かい風。
前に進まん・・・。

右手には雪が残った余別岳と思われる山。
白樺の木々と重なりいい景色。




余市に入る前はトンネルだらけ。峠あり。

余市に入る直前に観光センターに寄り、トイレ+水補給。
外に出るとおじちゃんに声をかけられる。
九州の島原から車で来たとか。定年後の一人旅。
12日かけて来たそうだが、自転車のペースとは比較できない。
しばらく話をしてお別れ。 淋しかったようだ。




道の駅余市はというより、余市町はやたら
宇宙関係の建物が多い。銭湯まで屋根に
スペースシャトルを乗せている。ナゼ??
と思っていると、どうやら毛利さんの出身地らしい。




道の駅に併設された施設へは入らず。またね。

旧友にお土産を購入。しばらく会っていないが
千葉で難しい研究をしているらしい。

久しぶりにスーパーがあり、弁当購入。

ニッカウヰスキーの建物はすごく古そうで
いい感じの建物だったが、お酒に用はない。パス。

余市神社の祭りあり。子供のみこしから大人のみこしまで。




国道5号線はさすがの交通量。
小樽市街地に入り、フレンド商会へ。
スポーツバイクも扱っている。
奥さんが整備してくれた。すげ〜…。

チェーンはあまり伸びていないとか。アレ??
バイクを購入して5900km弱。
その内、旅で乗った分は4700kmちょい。
そろそろ伸びていてもおかしくない距離のはずなんだが…。

ご主人と話をしている内にさくっとチェーン交換終了。早っ!




店を出るといきなり廃線発見。貨物線跡のようだ。

小樽は観光地なのでさすがに人出が多い。
体臭がすごかったので人ごみに入るのは避ける。
小樽の倉庫群を横目にさくっとパス。




ヤマダ電器にてSDカード購入。

店を出るとにわか雨。あまり時間が無いが、この先テントを張れそうな所もなさそう。

交通量のかなり多い道沿いにテント設営。
四国の松山でテントを張った時の事を思い出す。夜眠れるか?(^_^;)

距離:65.5km
時間:3時間33分
平均:18.4km/h
最高:53.4km/h
天気:朝晴れ、西からの中風。
    午後通り雨。20℃

テント設営地:旧北海道庁土木部小樽築港事務所見張所(長っ!)
         北海道小樽市





54日目 平成23年6月9日(木





朝は南西からの強風。毎朝じゃない?

早朝から昨日の説教おいさんが来ていて、
鹿児島の人と何か話をしている。テント内で
朝食を済ませ、できるだけテント内を片付けてから外へ。
おはようございます〜(^^♪

トイレの水は温水。ナゼ?




テント撤収後、先に出発させてもらう。
18km先の岩内町のコインランドリーへ。
7時からOPENしているので助かる。

着ている物すべて洗濯し、しばらくハガキ書き。
1時間半後、道の駅、スーパー、郵便局とまわり、いざ積丹半島へ。

途中、トンネルだらけで景色がまったく見えない。
1kmくらいのトンネルなら短いほうだ。




道の駅神恵内は平成23年4月に改築されたばかり。
ここまで道の駅に寄ってきて感じたのは
本州の道の駅とは違い、北海道の道の駅は
かなりこじんまりとした小規模の建物が多い。

ソフトを食べて出発。

沼前岬あたりのトイレで鹿児島の人に追いつく。
やはりペースが一緒だ。神威岬をパスし、積丹岬を目指す。




途中、羊蹄山と思われる山が背後に見えたが、富士山に似た山の形で、雪も残っておりすごく綺麗だった。

今日はトンネルが多く、写真をほとんど撮っていない。
しかも太陽電池もあまり充電できていない様子。
トンネルって結構お金がかかるはずなんだけどな…(^_^;)



15時少し前に積丹岬キャンプ場入り口に到着。
激坂を上って灯台を見て、再び入り口に戻ってくると
15時半。ここにテント設営とした。

シーズン外でトイレなし、水なし。ちょっと手前の
道営野塚野営場のほうが良かったかも?




今夜は雨。朝にはあがってほしいな。

明日かあさっては札幌市内にてチェーン交換予定。
デュラの9sチェーンはあるのか?交換はしてもらえるのか?




距離:84km
時間:4時間ジャスト
平均:21.0km/h
最高:44.1km/h
天気:朝曇り、南西からの強風。9時頃〜風なし。21℃くらい?

テント設営地:積丹岬キャンプ場入り口 北海道積丹町





53日目 平成23年6月8日(水)





朝は南西からの強風。天気は晴れ。しばらく追い風が続く。

せたなから寿都までは町がないと聞いていたので一気に走り抜ける。
トンネルが多く、旧道は閉鎖。



茂津多岬灯台へ行ってみる。

かなりの激坂で距離2.8kmの内、1.8kmは押し、残り800mは
砂利道で乗れず、徒歩にて。バイクを上まで上げた意味は下りのため??
とにかくきつかった。
斜度標識は15.5%。まじか!?




徒歩で灯台へ向かっている最中、狐に出会う。

熊は見なかったが、やや狭い砂利道で両脇は笹と木々に覆われていて、飛び掛られたら逃げられない。結構怖かった。

モッタ海岸を走っていると対向してきたダンプがセンターをまたいでこっちに向かってくる。
何ナニ!?Σ(- -ノ)ノ

突然、缶コーヒーを出して「さっきコーラ飲んだから飲まないしあげるよ。がんばって」と。
いやいや、飲むから買ったんでしょうに
(@Д@;
ありがとうございます〜!(*_ _)人
もうめっちゃうれしいです(#^.^#)


道の駅島牧でチャリダーに追いつく。
話を聞くと、鹿児島を3月上旬に出たらしい。
55歳!しばらく歓談。九州の東岸を北上した後は、日本海側を東進、北上してきたらしい。
通ったルートは舞鶴からこっちは同じ。

次のセイコーマートでも一緒になり、
セイコーマートを出てお別れ。

ペースが似ているからまたどっかで会うでしょう。
良い旅を!(^^)/~~~

快晴で景色が最高!




弁慶岬は義経伝説の残る地。

道の駅寿都でコインランドリーがあるか聞くと
岩内に行かないとないらしい。
時間と距離から判断し、ギリギリいけると踏んだのだが…。

道の駅港で力尽き、しばらくテント設営地を
探すも見当たらず、道の駅にテント設営とした。




記録作業をしていると、先ほどの鹿児島の方が追いついてきた。
同じところにテントを張ることに。

道の駅が閉まるまで待っていると、
地元の古物商のおじさんが来て、説教を始める。
ヾ( ̄o ̄;)オイオイ…。会話の流れからいって
かなり長引きそうだ。

案の定、テント設営時も夕食時もずっと
話っぱなし。鹿児島の方には申し訳ないが
応対をお任せした。スマヌ…m(_ _;)m

18時過ぎにテント内へ避難。日が長くて助かった。
そろそろ洗濯しないと自分の体臭がヤバい。
明日、コインランドリーで洗濯できるかな?




距離:103.5km
時間:5時間16分
平均:19.6km/h
最高:43.8km/h
天気:快晴。南西からの強風。24〜25℃?

テント設営地:道の駅シェルプラザ港 北海道蘭越町

【5月9日〜6月8日までのデータ】
走行距離:2849.5km
平均距離:91.9km/日
平均時速:19.4/31日
合計時間:628時間12分/31日
費用合計:81,964円
平均費用:2,644円/日
となっています。

四国編のを含めるとまた違った数字になります。





52日目 平成23年6月7日(火)





夜中から早朝にかけて雨。走っている間以外ならOKよん。
朝は曇りからスタート。ゆるやかなアップダウンが しばらく続く。
道の駅元名台にてステムの高さを変える。
フロントバッグの為。

8時になったのでスタンプを押す。店の人と少し話。




豊浜トンネルは長いが他のトンネルと大差なし。

奇岩雲石はすごかった。このあたりの海岸は奇岩群が続く。
親子熊岩も確かに熊に見えた。

道の駅大成から山に入った所で八重桜の並木道があった。


1〜2kmほど?ちょうど満開〜満開過ぎあたり。
ひたすら直線で見事な景観。
風もやや強めに吹いていて桜吹雪が見事だった。
このまま北上すれば宗谷岬まで八重桜と一緒?

太櫓越峠は6%?距離が長めだが何とかクリア。夏でなくて良かった…。



若松地区では開拓民の説明書きがいくつかあり、つい読んでしまう。





下若松の柳から西へ。国道を離れる。
いきなり車が来なくなり、田んぼ以外何もない。
ちょっと待ってくれ。このまま走っていて大丈夫か?結構心細い。
せたな町市街地に入り、スーパーで食料買い出し。
物価高っ!ΣΣ( ̄◇ ̄;)




2軒回って風呂へ。デジカメのバッテリーを充電させてもらう。
その間にハガキ書き。

16時半まで3時間ほど粘って、近くの公園へ。

屋根もありなかなかgood。今日はここまで。

距離:93km
時間:4時間25分
平均:21.0km/h
最高:55.3km/h
天気:深夜〜早朝雨。朝曇り、昼前から晴れ。
    南西からの中〜強風。23℃

テント設営地:漁火公園 北海道せたな町フェリー乗り場前





51日目 平成23年6月6日(月)





出発時は晴れだったが、途中から曇りに。太陽がなくなると一気に寒くなる。
特に寄る所もなく松前まで走行。
月曜日だったのでいろんな店が定休日。道の駅まで休みとは…orz。

生コンのトラックがやたら多い。
風も強く結構つらい。
白神岬は北海道最南端。その割には
ちょっとさびしいかな?碑が建っているだけで他に何もなし。



松前町市街地に入り、郵便局で切手購入。
観光するか少し迷ったが、お城を見に行くことに。

街中が白壁と黒い屋根に統一されている。
お城は昭和24年に焼失したとかで再建されたもの。

火事の原因はどこにも書いておらず、おかしいな?と思い
受け付けの人に聞くと、城の下にある役場の火事の飛び火だったとか。
そりゃ、説明書きに書けんわ…(^_^;)




松前藩の人はアイヌの人々とのつながりも深く、
アイヌ文化の展示が多かった。
デザインは今でも十分通用するかっこいい物が多い。

説明書きの中で、青森の八甲田山遭難資料館で見た記録と
ここの記録がつながった。

1時間ほど見て松前を出発。




追分ソーランラインは四国編と同じく集落以外何もなし。
アップダウンは続くが、斜度は緩やか。ただし、
一つのアップダウンの距離が長い!




この何もない区間で、後方から来た車がパンを差し入れてくれた。
「食べないからあげるよ」って
食べるから買ったんでしょう〜(; ̄ー ̄A
ありがとうございます〜(*_ _)人




道の駅もんじゅも定休日。江差のダイソーにも地図なし。

道の駅江差は小さすぎてテントを張れそうにない。
江差温泉は定休日。こればっか。

結局江差温泉の裏手にテント設営とした。




距離:115.5km
時間:5時間35分
平均:20.7km/h
最高:59.1km/h
天気:朝晴れ、昼から曇り。南西からの中風。15℃前後。

テント設営地:江差温泉ぬくもり保養センターの裏 北海道江差町





50日目 平成23年6月5日(日)





朝は起床してからチェックアウトまでひたすらネット内でうろうろ。
調べもの多数。ツーリングマップルに付箋を貼って
後から分かるようにしておく。9時にチェックアウト。




すぐにビルダーさんに電話してヘッドチューブの音鳴りについて
アドバイスをもらう。ステムとフォークの接触面がさびていた。
ステムを抜きさびの箇所にグリスを塗る。

チェーンの歯飛びはチェーンをすぐに変えないといけないらしい。
ステムを抜いたのでセンターが出ているか少し不安。
スペーサーを1枚上下変えたので ハンドルの高さが変わった。
乗った感じはまったく分からないのだが、フロントバッグを装着する時の
手ごたえは変わった。




金森倉庫を少し見た後、函館駅前を通って国道228号線へ。
交通量が半端ない。
路肩は広いが小石が多い。しばらく我慢の走行。




ダイソーに寄るが北海道の地図はなし。
出発が遅かったので距離は短めに。

サラキ岬で説明書きを読み、木古内地区で
ダイソー、スーパーに寄る。ここも北海道の地図なし。




知内川手前でバスターミナルがあったので行ってみると廃線の匂い。
バス会社の制服を着た年配の方に話を聞くと
ちょうど、建物が建っている下が鉄道のあった所との事。
しかし他に痕跡は皆無。昭和63年に廃線になったばかり。
線路跡をトレースしようがない。残念。

道の駅しりうちを目標に走る。




14時半着。少し早いが15時過ぎにテント設営。

18時過ぎに自分のテントのすぐ近くに張られたテントの人を見に行くと、
山形の加茂水族館で見たオートバイっぽい。
話を聞くと当たりだった。20代前半?しばらく歓談。

ナンバーは姫路だったが、買ったのは姫路で住んでいるのは
大分とのこと。大分から下道で来たとか。
去年の10月に出発し、路銀が尽きたのでこれから
コンブとりのアルバイトをする為に北上するらしい。
もしかしたらコンブを採ってる所を通過するかも?




距離:60km
時間:2時間55分
平均:20.5km/h
最高:32.6km/h
天気:朝曇り、昼前から晴れ。南西からの中風。19℃。

テント設営地:道の駅しりうち 北海道知内町





49日目 平成23年6月4日(土)





朝は特に問題なし。サルには気をつけて
とのアドバイスだったが、大丈夫だった。

7時ちょうどに出発。天気は曇り。
今日は山岳コースだ。NMさんに聞いていた通り、
出発してすぐに上りが始まる。

ジャージを1枚にし、できるだけ心拍を上げないようにゆっくり登る。




仏ヶ浦駐車場から仏ヶ浦の景色を見た後ダウンヒル、ヒルクライムの連続。

途中から、残りの距離と時間を考えるようになる。
どうも14時台のフェリーに間に合うかも?とちょっと欲が出てくる。

斜度や距離のきつさは竜飛岬への登りや
男鹿半島の登りの方がきつかった為、
今日の登りはまだましに感じた。




少しだけペースを上げ、12時過ぎに大間のスーパーMAEDAに到着。
近くの食堂でマグロ丼は探してみたが、どうも手が出ない。
スーパーに再び行くと、大間産のマグロは無く
韓国産、台湾産のマグロが並んでいた。
時期も違うのか?残念。
スーパーの弁当などで昼食とした。




13時15分頃フェリーチケット購入、
13時50分乗船開始
14時20分出航
16時函館港着岸。

出航直前に雨がぱらぱら降り始めていたのだが、
函館についても状況は同じくぱらぱら降っている。
このままテント設営地を探すのもどうかと悩み、
結局函館YHに行くことにした。
ついでに函館の夜景も見るつもりで。




17時頃ユースに到着。まだ明るい。
夜景を見るには19時頃出発らしい。
それまでブログ更新。

19時になって宿を出て、ロープウェイ乗り場に行くが、
山頂はガスっていて見えない。
ロープウェイを下りて来た人に話を聞くとやはり夜景は見えないそうな。
残念だが上には上がらず宿へ戻る。




途中、スーパーに寄って夕食買い出し。
宿の向かいに生鮮食品のスーパーがある。
これは便利だ。せっかくなのでマグロの
刺身や他にもいくつか刺身を購入。

弁当やら納豆やら野菜ジュースやらと少々奮発。
部屋で夕食とした。満腹〜♪




明日からいよいよ北海道走行開始。
函館はまだ都会だが、郊外に出るとおそらく
交通量も減るはず。減ってほしいな〜。

函館港からYHまではかなりの交通量だった。
天気はしばらく晴れ続きらしい。楽しみだ。

距離:81km
時間:5時間
平均:16.2km/h
最高:57.9km/h
天気:曇り。14時過ぎからぱらぱら。17℃

宿泊地:函館ユースホステル 北海道函館市





48日目 平成23年6月3日(金





朝はいつも通り5時起き。ルートラボを作成。
7時半頃に朝食。その後ブログ更新の続きをさせてもらい
9時前から荷物を完全に無くしてNorth Mountainさんと恐山HC。




最初はなだらかだが、徐々に勾配がきつくなる。
斜度はしょっちゅう変化し、階段状。
ラスト4kmから激坂ダウンヒル。

拝観料は500円。NMさんに出していただきました。
ありがとうございますm(_ _;)m




今までのお寺とはまったく違う境内の雰囲気。
殺風景な雰囲気でかなり独特のオーラが漂う。
天気も曇っていてそれっぽい感じ。

遊歩道を回ると緑がなくなり、石だらけの風景が広がっていた。
これはなかなかすごい。

しっかり恐山を堪能し、下山。
途中、見晴らしのいい所にも寄る。
むつ市街地が見渡せた。




家に戻り少し補給。塩あんこ餅をいただく。
あまくないあんこ餅は初めてだ。
おやつというよりおかず?に近い。
初めての味〜♪

少しブログ更新し、荷物をまとめて12時半頃出発。
奥さんがタイミングよく帰宅され、挨拶できた。
お世話になりました!(#^.^#)




脇野沢を目指す。NMさんの案内でむつ市から脇野沢まで観光しつつ走行。

海上自衛隊や航空隊、日本最古のアーチ型ダムを見て、ねぶたの製作現場も見学させてもらえた。

8月2〜7日で開催らしく、和紙をフレームに貼っている段階だった。
竜や人の顔の形がフレームから見て取れた。電飾もすごそう。



海沿いを走り、川内にて昼食。

道の駅脇野沢到着が16時前。
ここでNMさんとお別れ。たくさんお世話になりました。
ありがとうございました〜!(*^_^*)

携帯でブログ更新をし、道の駅が閉まった後でテント設営。
17時20分頃テント設営完了。

明日は山岳ルートで大間まで70km。
マグロは食べられるか?

NMさん、奥さん本当に2日間ありがとうございました。
楽しい2日間でした!

距離:79.5km
時間:3時間55分
平均:20.2km/h
最高:55.4km/h
天気:朝曇り。昼から晴れ。17℃。ちょっと寒い。

テント設営地:道の駅わきのさわ 青森県むつ市





47日目 平成23年6月2日(木)





国道4号線からのスタート。大型車が多い。
国道7号線より多くない?




夏泊半島に入る直前に知らないコンビニ発見。
入ってみると、惣菜やら手作り弁当などを売っている。
惣菜は量り売りなんかもしている。
店内でカツどんを食べて朝食とした。

夏泊半島は帆立貝の養殖が盛んなようだ。
しかしそのせいか、ハエが異常に多い。
大粒の雨かと思うくらいのハエが
半島外周ルートにずっといた。
うかつに心拍を上げられない。




東海岸に入り、安井崎灯台を見た後でにわか雨。
青森の民家は軒先がほとんどないので雨宿りができない。
地域のコミュニティーセンター が開いていたので中に入り30分ほど雨宿り。
しゃがんで外の様子を見ていたら思わず眠ってしまいそうになる。

夏泊半島が終わり、国道4号へ。
危険なので走れそうなところはできるだけ歩道を走る。
本当はダメなのだが、車道が危ないときは
歩道を走ることができるのは自転車の利点。




東京まで700kmの表示が出てきた。
国道4号を使えば東京まで700kmか〜。
電光掲示板には国道45号線は陸前高田まで通行可の表示も出ている。

下北半島に入るあたりで2ヵ所ほど史跡見学。
野辺地のスーパーで昼食後、下北半島の西海岸道路へ。




地図では直線で平坦っぽく見えるのだが、実際に走ってみると延々アップダウンが続く。
しかも直線の道だから先が見える。
道の両脇は木と草のみ。
マジ…( ̄Д ̄;;

道の駅よこはまで菜の花畑をたくさん見る。菜の花ソフトと菜の花ドーナツを食べ出発。菜の花ソフトはうまかった。

次に寄った店に菜の花シュークリームは
いまいち違いが分からず。残念。

むつ市の下北駅近くになると車も店もいきなり増えた。
下北駅周辺はかなりの都会。

4時半頃NMさんに連絡するとまだ仕事中。
しまった、平日だった…(^_^;)
郵便局とツタヤに寄って時間つぶし。




17時にTELあり。すぐに合流。家まで行き、
ご自宅でブログレスしつつ、奥さんの帰りを待つ。
19時過ぎまで歓談とブログ更新。

奥さんが帰ってきて夕食を食べに外へ。
海鮮彩どり丼やらホタテ料理(みそ貝焼き)など等。
満腹。おいしかった〜♪ご馳走様でした(*_ _)人。




帰ってきてから風呂とブログレス。アップなど。
夜11時半頃就寝。今日は布団〜♪
明日は荷物を降ろし、恐山HCだ。雨は大丈夫そう。

距離:113.5km
時間:5時間56分
平均:19.1km/h
最高:54.8km/h
天気:朝曇り→にわか雨→晴れ。北からの弱風。日中17〜18℃。

宿泊地:青森県むつ市 市街地





46日目 平成23年6月1日(水)





義経伝説の残る北の地。義経寺の説明書きを読む。
今別、高野崎、平舘とひたすら移動のみ。

寄るところがない。東からの冷たい強風が吹き、
合羽のフードをかぶって走る。耳が隠れるだけでも寒さは少し違う。
大阪の真冬並み。




蟹田のスーパーは割高で食材買えず、近くのコンビニで食料買出し。

国道280号線は海沿いを走行。

景色がずっと変わらず。平坦なのでダンシングなし。おしり痛い。

油川温泉あたりから車が増えた。
新城川を越えた所で昼食。
青森駅まで行き、ホテルのコインランドリーで洗濯。
安い!




時間なく郵便局により、ツタヤ、八甲田山遭難資料館に行く。
小蜑wは最後に時間があれば。




郵便局の前で職員の方と少し歓談。

ツタヤで北海道のツーリングマップルを購入。
ダイソーでコンパスと飴を購入。
資料館へ急ぐ。17時着。閉館時間は?18時!
ギリギリセーフ!




18時少し前まで見学。ここは良かった。説明も分かりやすい。

日が暮れる直前に小柳駅に到着。
待ち合いにいた女の子に撮影を依頼。
少し話をすると女の子の苗字が「オオサカ」さんだとか。
これまたすごい偶然だな〜(^_^;)




ここまできたら日が暮れても走る。
道の駅浅虫温泉を目指す。




19時道の駅に到着。テント設営し、風呂へ。
風呂から出てテントに行くと、スタッフの方がテント移動してくれとの事。

やむなく、国道を挟んで海側に移動。
21時半に何とか寝れる状態になった。
記録作業はできず。疲れた…。

明日はむつ市を目指す。100kmオーバーだ。

距離:102km
時間:5時間16分
平均:19.4km/h
最高:45.3km/h
天気:曇り。東からの強風。11〜14℃。寒い。

テント設営地:道の駅浅虫温泉 青森県青森市