るみちゃんの未来の自分へ

11月1日〜15日





213日目 平成23年11月15日(火)



夕日がすごく綺麗だった。夜は大型トラックがエンジンつけっぱなしで
うるさくてあまり眠れず。くそ〜。
朝は鶏肉をゆがいてとんこつラーメンを作る。
中が半生だった・・・(^_^;)

スタート直後は気温8〜9℃。めちゃくちゃ寒い。
国道191号のアップダウンは長崎ほどきつくはない。
それでもうっとうしいくらい続く。

県道34号に入り、大刈トンネルを迂回。斜度がゆるく
車も来ないのでこの選択は良かった。
峠を過ぎたあたりで柿をむいて食べる。うま〜い♪

国道に出る直前に歴史民俗資料館があったので寄ってみる。
特に入りたいと思う館ではなく、入館料300円だったので
非常に悩んだが・・・。須佐の歴史についての民俗資料だ。
撮影禁止なのと、つきっきりで監視されていたので
写真撮影できず。明治7年に建てられた民家が保存されていた。

館をでて国道にて北東へ。道の駅玉川に寄りスタンプを押す。
県境は旧道でと考えていたが、分岐に気づかずそのままトンネルへ・・・。
トンネルを出て島根県へ。人形鼻はいろんな説明の看板があり
おもしろかったがやや坂がきつかった。

益田の町は県道333号を使ったのでほとんど分からず。
どんな町だったんだ?バイパス入り口から左に折れ、海岸方向へ。
一般道から国道9号へ。大型車多くストレス。
県道171号に入るとガーター橋が出てきた。
三隅発電所の専用線跡のようだ。駅舎も何もなかった。

海岸沿いはかなりきつい向かい風。道の駅三隅はやや小規模。
14時頃だったのであと1時間走れる。先へ進む。
浜田の町へ入り、スーパーに寄り行き過ぎてしまったので
道の駅まで戻る。道の駅浜田は自動車専用道にある道の駅で
裏から行った。かなりの登り。いい感じに大きい規模の
道の駅なのだが、店が閉まるのが20時頃のようだ。
それまで待たなきゃならない。

明日まで晴れ。あさってから天気は下り坂。風邪に気をつけねば。
それにしても寄る所がない。走ってばっか・・・。

距離:94km
時間:5時間09分
平均:18.2km/h
最高:46.0km/h
天気:曇りのち晴れ。北西からの強風。9/15℃

テント設営地:道の駅浜田 島根県浜田市





212日目  平成23年11月14日(月)




案の定、夜中の2時頃に産気づかれたようで
朝、食卓の上に置手紙があった。
ご両親と一緒に食事を頂き、おにぎりみかん、柿を持たせていただいた。
9時前に出発。お世話になりました〜m(_ _)m
ご飯おいしかった・・・。

昨日走った道を再度走り、長門市街地へ。
金子みすずは今年震災関係でかなり有名になった。
市街地に記念館があり、詩集などが展示されている。
観光客は結構入っていて、売り場にはたくさんの人が
詰め掛けていた。すげ〜。仙崎周辺を見てまわり、県道にて東へ。

昨日ほどきつくはない峠が3つほど。道の駅三見に寄り、萩市街地へ。
広い範囲が保存地区になっており、壁が印象的だった。
道の駅に寄り、反射炉へ。残念ながら調査の為、8月末から
12月1日まで入れないようだ。くそ〜。

次にガラス工房へ。わざわざツーリングマップルに
載せるくらいだから何かあるのだろうと思ったら、
「ひび」の入ったガラスを作る工房のようで、
かなり難しい技術らしい。沖縄のガラスとは技法が
違うらしく、確かにヒビの入り方が違っていた。

細雪のような細かい線のヒビが印象的。とても不思議だが、
3年ほどかけてヒビが成長するらしい。割れないんだね〜。
15時まで見学して東へ。道の駅阿武町へ。平成3年にできた道の駅で
「全国道の駅発祥の駅」とあった。ま、よーするにフロントランナー的な
道の駅なのね。近くにスーパーもあり、なかなかいい感じ。

風呂も併設されていたはずなのだが、老朽化により
しばらく休止だとか。夕日がきれいだった。
しかし寒い!記録作業中もどんどん冷え込んでくる。
この先不安だ・・・。

距離:70km
時間:3時間56分
平均:17.7km/h
最高:56.8km/h
天気:曇りのち晴れ。西からの弱風。11/18℃

テント設営地:道の駅阿武町 山口県阿武町





211日目  平成23年11月13日(日)




記録作業中にさらにもう一組のご夫婦が声を
かけてくれた。珍しい事もあるもんだ。名刺を頂く。
夜は静かで真っ暗。よく眠れた。

朝は寒く感じた。国道を東へ。楊貴妃の里へ。
行ってみるとお墓があったのだが、多分ここに
流れ着いたんだろうという感じ。表現が微妙だった。
川尻岬灯台は昭和4年の灯台ながら、再建されたもので
デザインも何もあったもんじゃない。行き損〜( ̄ω ̄;)

県道60号になるとかなりきつい登りが続いた。
景色は最高なのでロードならいいのだが・・・。
津黄から津黄峠、分岐から千畳敷までほとんど押しっぱなし。
13〜14%くらい?瞬間最大斜度はそれ以上。

千畳敷は特に何があるわけでもないが、広い芝生の公園と
小さい売店が一つ。それでも人が多く、家族連れがたくさん来ていた。
ここからのダウンヒルがすごかった。斜度もきついし
カーブもそれなり。スピードが出てしまうので
フルブレーキが多かったが60km/h以上で加速中に前輪パンク。

かなりびびったが空気量が多いので
何とか止まる事ができた。あぶね〜(@Д@;ドキドキ・・・
パッチを張り、タイヤに空気を入れ・・・またプシュー!
パッチを張り、空気を入れ・・・またプシュー!
次はバルブの根元だったのでチューブ交換。
これが修理後のチューブだったのだが、走り出してみると
スローパン( ̄o ̄;)オイオイ、あかんがな。

最後の1本のチューブを使う事に。パンク修理をしていると
通り過ぎた軽トラが引き返してきて声をかけてくれた。
優しい人もいるもんだと思っていたら、これが何とアノ
白石真悟さん!Σ(゜∇゜|||)Σ('◇'*)エェッ!?エェッ!?

自分の所属するチームとすごく縁のある方で、
アマチュアながらトップレーサー。本来なら
この日行われていたツールドおきなわに参戦して
先頭集団で走っているはずの人なのだが・・・。

奥さんが2日後に出産予定日となっており、今年はおきなわは
不参加だったそうな。こちらの事情を説明し、
プロショップを教えてもらう。後で店にて合流する事に。
偶然と言うにはものすごい確立の偶然。奇跡に近いかも。
いくつもの条件がそろわないとこんな出会いはないよね〜(^_^;)

店でチューブを1本購入。パンクの原因と
なっているタイヤの交換はできなかった。つい先日このサイズの
タイヤが売れたばかりで在庫なし。だましだまし走る事に。
白石さんから今晩泊まってもいいよとの申し出があったのだが、
奥さんがそんな状況なのにお邪魔してもいいのだろうか・・・(^_^;)

夕方、店で合流し、温泉へ。家に帰りご家族皆さんと一緒に夕食。
量もたくさんだしとてもおいしかった。ご馳走様でした〜(-人-)
白石さんは元々サイクリング部だったらしい。へぇ〜そうだったんだ。
旅の話をしても苦労話とか通じるので助かった。

TVを見たり話をしたりで22時半就寝。
2日後に出産予定日だそうなのだが、話のネタ的には
今晩絶対産気づくぞと確信めいたものがあった。
明日は萩まで?出発の時間次第だな〜。
週末は雨らしい。

距離:64.5km
時間:4時間12分
平均:15.3km/h
最高:64.9km/h
天気:晴れ。北西からの弱風。

宿泊地:白石さんち 山口県長門市





210日目  平成23年11月12日(土)




夜中の1時半頃に若者の集団が来て、テントの近くで騒がれた。
眠いっちゅーの!バカモノ〜!(;`O´)o
夜中から早朝にかけても散歩をする人が絶えず、なかなか寝辛かった。

朝は曇り。県道252号から国道191号へ。
途中24時間スーパーを見つける。久しぶりだ。
国道191号は交通量がそこそこあり、大型車も多少通る。
でも北九州の道に比べればマシ。

本州最西端の毘沙ノ鼻はラスト1.4kmが激坂。
ほぼ押して登った。到達証明は新下関駅らしい。マジっすか〜( ̄x ̄;)

県道245号の前の一般道で何度か行き止まり。
しばらくひた走る。角島は以前daddyさんが写真と
記事をアップしていて綺麗だとは思っていたが
曇りと雨にたたられた沖縄で見られなかった水色が
海を渡る橋の両脇に広がってた。最高!

灯台への道はアップダウンが続きオートバイも多く車も多かった。
明治9年に建てられた角島灯台。やはりかっこよかった。
退息所も残されており樺島灯台とよく似ている。

公園はいい感じに広く、時間がちょうどならここにテントを
張っていたはず。まだ昼過ぎだったので先へ進むことに。
阿川という所で良さそうな海浜公園発見。14時半。
もう少し走りたかったがシャワーがあったのでここまで。
少し戻りコンビニで買い物をして100円玉を作る。

海浜公園はオフシーズンでシャワーは当然「水」。
もうさすがに冷たすぎ。冷たいというより痛い。
でも体と頭を洗って着替えるとさっぱり。
記録作業をしていると地元の方がこられてしばし歓談。

百名山を登られていて、45山登ったとか。
ウルトラマラソン系にも出られているとかで、
雰囲気がチームメイトにそっくり。お子さんと
一緒に記念撮影。帰って写真をメールで送らなきゃね。
明日は萩へ。それにしても店がない。ちと心配だ。

距離:87km
時間:4時間36分
平均:18.9km/h
最高:51.3km/h
天気:くもりのち晴れ。15/21℃。無風。

テント設営地:阿川ほうせんぐり海浜公園 山口県下関市豊北町





209日目  平成23年11月11日(金)




夜は結局誰も来ず。良かった〜ε-(;ーωーA フゥ…
でもナゼか昨日に続き、今日も寝付けず。嗣明時間が
2日続けて少ない・・・。雨は一晩中ずっと降ったりやんだり。
トイレは少し歩いて渡船の乗り場にあるトイレを使用。

朝は5時半に目覚めるが暗いので6時まで横になったまま。
朝も降ったりやんだりだったが、次第にやんでいった。
渡船を使えばかなり楽なのだが、それをやるとおもしろくないので
湾をぐるっと回る。かなりの距離だ。地元の人は不便じゃないのかな?

黒崎バイパスに入るあたりで廃線の橋桁確認。
三菱の専用線跡らしい。まわりは工事が進んでいたので
そのうち無くなりそうな感じ。
特に寄る所もなくひたすら走りっぱなし。
大型車は1日中併走された。交通量も多く空気も悪い。

門司駅北側に大きなレンガの建物発見。よくこの大きさの
建物が残っているもんだ。門司港駅の周辺は
もっとたくさんのレンガ建物が残っていた。

九州鉄道記念館へ。「資料館」ではなく「記念館」
なので資料の量は面積の割りにそこそこ。
彼氏が鉄道好きで彼女はつき合わされている感じの
カップルを見かけた。彼女は本当に退屈そう。
ま、興味なければそんなもんだよね〜(^_^;)

外へ出て国際何とか図書館へ。おお〜♪レンガ萌え〜♪
観光客の兄ちゃんにいじられつつ先へ。
修学旅行生?も多かった。人道入り口が11時半過ぎ。
九州1周完走だ!人道をクリアし、下関市街地方面へ。
フロントバッグの地図を入れ替え中国地方の走行の準備をする。

下関の町は道が複雑で分かりにくかった。
少し道を選んで若干ショートカット。途中で衣類を洗濯。
コインランドリーは久しぶりだ。待つ間、バッテリー充電。
ゴミも捨てさせてもらい、パニアバッグ内の整理。
1時間ほどいて14時過ぎ出発。食料を買い足し進む。

ひこっとらんどマリンパークというのが
目に入り屋根もありそうだったので今日は短いけどここまで。
明日から本格的に中国地方だ。
YHもビジネスホテルもしばらくない。
電源確保が心配だが、あと2週間ほど。
ラストへ向けてがんばろう!

距離:58.5km
時間:3時間15分
平均:18.0km/h
最高:42.5km/h
天気:曇り時々晴れ。14/20℃。東からの弱風

テント設営地:ひこっとらんどマリンパーク 山口県下関市彦島





208日目  平成23年11月10日(木)




夜はなかなか寝付けずナゼか深夜0時を過ぎても
目が覚めていた。朝は5時半に目が覚めたが
まだ外は暗いので2度寝。6時に起きるが
まだ暗かった。日の出は何時じゃ?気温は下がったがまだ大丈夫。

7時に出発しようとすると、昨夕テント設営時に
話しかけてきてくれた地元のおじさんが見送りに来てくれた。
ありがとうございます〜(^^ゞ

東屋から島の入り口までは5kmほどだった。
しかし向かい風がかなりきつい・・・。
特に寄る所もなくひたすら東へ。

古賀という所から廃線散策開始。
西鉄の廃止区間で2007年に終了。時代は最近なので
いろいろ残っているかな〜?と予想していたが、もう何も
残っていない。駅舎もホームもない。距離標もない。
バラストのみ残っていたが、橋梁もちょうど解体作業中。
福間駅跡にいたってはすでに宅地用の平地になり、
販売中だった。早っ!!Σ(- -ノ)ノ

終点津屋崎駅跡は柵で囲われていたがここも何も残っていない。
まじっすか〜(|||_|||)

しばらく走り、芦屋という所に入るとSLが公園に置かれていた。
お♪と思って見に行くと、こちらも廃線に絡んだものだった。
廃線の線はまた別のものだけどね・・・。

道の駅むなかたは新しい駅で綺麗だった。客もかなり多い。
売っている物は特色はなくありふれた野菜等なのだが、
客の少ない道の駅との差がまったく分からず。
若松区に入り、無料のキャンプ場へ。

トイレにしか屋根がなく、ま、人もいないし大丈夫かと
思っていたらチャリダー登場。大学生っぽい?
少し話をして九州の情報を交換する。これから九州・沖縄と
行くらしい。がんばれ〜!

テントを張る所がほかにないので
ゆずって町へ行くことに。しかしこれが失敗。

屋根がなく右往左往。結局「門司警察署若松警察官詰所」
の入り口へ。夜に来るかも?ちと不安だ・・・( ̄Д ̄;;

距離:98km
時間:5時間23分
平均:18.2km/h
最高:39.3km/h
天気:曇り。16/14℃。北東からの強風

宿泊地:門司警察若松警察官詰所の入り口 福岡県北九州市若松区





207日目  平成23年11月9日(水)




一度テントを張ったが強風で雨が心配。
橋を渡った北側にある大きめの東屋に移動。
少しマシかな・・・。朝は雨はなし。

唐津市街地を少し観光してから出発。
九州にいる間、ほとんど見る事のなかった松林を通る。
かなり大きな規模の松原だ。クロマツらしい。

国道202号に入り、すぐに福岡県へ。大型車多し。
路肩も狭くやや走りにくい。ほぼフラットに近いが
今日は北東からのきつい向かい風。前へ進まない・・・。
加布里の交差点で地図を確認するとちょうど曲がる所だった。

県道54号へ。一箇所分岐を間違え
芥屋(けや)の岬の方へ行ってしまった。
野北の分岐から山岳ルートへ。前半は斜度もゆるく楽だったが、
後半は斜度きつめ。押しが入った。福岡市西区へ入ると
元寇防塁跡というのが出てきた。このあたりから
福岡市街地近くまであちこちに石塁跡の看板が見られた。
再建したものや移築したものもあるようだ。

今宿駅手前では廃線の匂いがしたが、何も見つからず。アレ?
生の松原を通り、海岸ルートへ。福岡市街地へは入らず、
海の中道大橋を越え、県道59号へ。

志賀島へ続く道だったが追い風になり快走!

西戸崎駅まで一気に進む。駅前でタクシーのおいちゃんに
話を聞き、屋根を探してウロウロ。
海浜公園は17時にゲートが閉まるようなのでパス。
金印公園は東屋があったが、階段がかなり長くこれもパス。
最後に休暇村の近くの東屋にて終了。タイムリミットオーバーだ。

雨が近づいているので屋根は必須。でもトイレも水もない。
明日は雨。気温も下がるらしく、要注意。行けたら下関まで
行きたいが、門司の町は観光したい。状況次第かな〜。

今日は特に寄る所もなく、ほぼフラットだったので
距離が伸びた。何もなければこれくらは走れるのだ。
あと1〜2日で九州も終わり。九州1周祝いは何にしよう?

距離:114.5km
時間:5時間49分
平均:19.7km/h
最高:55,4km/h
天気:曇り。14/19℃。北東からの中風

テント設営地:休暇村志賀島の隣の東屋 福岡県福岡市東区(志賀島)





206日目 平成23年11月8日(火)




道の駅で地元の人が集まって会議が開かれた。
ジンギスカンの試食のようだ。北海道のRHあっけしを思い出す。

朝、7時になっても朝日が見えず。そのまま出発。
朝食は久しぶりにラーメン。橋を渡るとすぐ佐賀県に。
海岸ルートを走るつもりで一般道へ入っていく。
当然斜度がきつい。「にあんちゃんの里」という碑を
見た後、国道に入る直前にコンクリート遺構発見。

見ると石炭の坑口らしく平成16年に文化財登録されている。
中も見たかったが、柵が高く中は見られず。
呼子の朝市は観光バスが何台も来ていて、平日ながら
結構な人出。でも今まで見た朝市の中で一番おとなしい朝市だった。
人は多いが、割と静か。呼び込みの威勢のいい声は?

呼子の朝市の前に「浜野浦の棚田」も見たが、こちらはやや小規模。
それより法面工事の兄さんがロープからぶら下がりつつ
応援してくれたのはうれしかった。

名護屋城跡の周辺は長有名武将の陣跡だらけ。
武将に興味がない私でも知っているような人ばかり。何?何??

道の駅桃山天下市に寄ると土産物屋さんあり。
ここもたくさんの物産を扱っていた。
でも絵葉書はなし。あまり見なくなったな〜。
立神岩を過ぎたあたりで鉄道跡発見。
橋台と堤が残っていたが何か変。もしかして未成線?

唐津市街地に入り、yoshiさんにTEL。
歴史民俗資料館は休館日。yoshiさんは仕事中にも
かかわらずかけつけてくれた。トラックにバイクを載せ
トラックで唐津の町を案内してくれた。

ものすごくよく地元史を勉強されていて話を聞いていて
よく分かったしおもしろかった。
2時間ほど町をガイドして下さり、お別れ。
ありがとうございました〜m(_ _)m

旧佐賀銀行を見に行き、教えてもらった銭湯へ。
久しぶりの風呂〜♪女将さんが若く明るい人だった。
泊まる所を探して16時半頃からウロウロ。
城内橋の南側に東屋があったので今日はここまで。
人通りが多くちょくちょく地元の人が話しかけてくる。
珍しいこともあるもんだ。明日から福岡県。曇りか雨らしい。

距離:59km
時間:3時間48分
平均:15.5km/h
最高:52.8km/h
天気:曇り。21℃。無風のち東からの弱風

テント設営地:城内橋南の東屋 佐賀県唐津市





205日目 平成23年11月7日(月)




夜中に大雨が降っていたが屋根のおかげで何とかセーフ。
朝はくもり。久しぶりにタイヤのチェック。
ガラスがたくさん刺さっていた。パンク寸前の深さ。あぶね〜(-_-;)

国道204号は路肩がなく、大型車も多い。
佐賀県に入り、浦の崎駅を過ぎたあたりに大きな遺構があった。
ZENさんから聞いていたものだが、残念ながら雑草が生い茂り
中へは入れない。枯れたら近づけるかも?保存する気は全くない感じ。
写真に納め、伊万里へ。焼き物の町で橋や街角に
焼き物のオブジェがたくさんあった。

北上し福島へ。一度長崎県に入ることになる。
県道103号にて福島の北端へ。斜度がきつく、何度か
押さなければならなかった。段々畑(棚田?)が多く、海には
小さな島々が浮かび、晴れていた事もあってなかなかいい景色。
東岸では棚田跡にコスモスが植えられ、ちょうど満開!
ここは来て良かった。坂はきつかったけど・・・。

佐賀に戻り、湯野浦・杉野浦を通ってみる。
しかしこれが最悪の道。道路ですらない農道?
入ったのは間違いだった。古保志気交差点にあるスーパー内の
ダイソーで封筒購入。分岐で北に行くか西へ行くか迷ったが
時間と体力を考えて鷹島の道の駅に行く事に。

アップダウンが続いたが、長崎の海岸に比べればね〜。
道の駅鷹ら島にて今日は終了。チームメイトのO氏とは
合流できない事が判明。午前中にTELで
話をしてまたn機会に会いましょうとなった。
また来年のツールドおきなわに行けたら?

距離:84km
時間:5時間08分
平均:16.3km/h
最高:57.5km/h
天気:曇りのち晴れ。21℃。北からの弱風

テント設営地:道の駅鷹ら島 長崎県松浦市鷹島町





204日目 平成23年11月6日(日)




テントを張る前におじいちゃんと孫が公園にいて
少し話をしたのだが、別れた後、資料館を見て
トイレ内で長電話をして外に出ると、二人が・・・。
何とあの後、帰宅して差し入れを持ってきてくれたのだ。
結構長く待ってくれていたと思う。

男の子がどうしても差し入れをしたいと言って
聞かないという事だったらしい。恥かしがり屋さんだったけど
やさしい気持ちを持った子だった。もちろんめっちゃうれしかった。

朝は豪雨からのスタート。
小雨になるのを待って出発したが、あまり変わらず?
生月(いきつき)大橋を渡り生月島へ。

9時に道の駅に入ると大学駅伝2区を放送中。
時計回りにサンセットウェイへ。アップダウンの連続で
向かい風もすごかったが西岸の景色はちょっとすごかった。
がけが道路のすぐ横までせまりかなりの迫力。
北海道にも似たような所があった。

北にある大バエ灯台は平成14年初点。最近じゃ〜ん・・・。
しかも結構強く雨が降っていた。ここは外れだった。
晴れていればまた違ったんだろうけどね〜。
灯台の形もさほど感動を呼ぶものではなかった。残念。

南下は県道42号にて。昔は捕鯨が盛んだったらしい。
19世紀前半にくじらの不漁で捕鯨がなくなったとか。
漁港にあるスーパーで昼食。生月大橋は12時過ぎ通過。
山田教会は山の上のようだったのでパス。

平戸島に戻り県道19号にて北岸を東進。
もう悲惨なくらいアップダウン。本当に長崎県は
アップダウン“しか”ない。平戸の観光地に入るも
見る所は激坂ばかりで行く気力・体力なし。

本土に戻り「たびら平戸口駅」へ。最西端の駅である。
駅舎内に鉄道資料館も併設されていて無料で見学できる。
旅ノートも置かれていたのだが、旅人の書き込み一つ一つに
返事が書かれていたのには驚いた。すげ〜!

県道153号・152号・256号はすべてスルー。
道の駅松浦は15時過ぎ着。スタンプを押し、スーパーへ。
再び道の駅に戻り、寝袋とテント干し。

今日のコースは長崎の県内でもきつめのコースだった。
雨も降っていたし・・・。13時の時点で平均時速が12km/h台だった。
明日は佐賀県!県境に遺構があるらしい。ここは見たいね。

距離:79km
時間:5時間17分
平均:15.0km/h
最高:55.8km/h
天気:大雨のち曇りのち晴れ。21℃。北東からの強風。

テント設営地:道の駅松浦 長崎県松浦市





203日目 平成23年11月5日(土)




早朝4時頃ウォーキングの団体がどかっと来て
いきなり休憩所がにぎやかに。
あそこが痛い、ここが痛いと悲鳴を上げている。
どんなイベントやねん・・・(-_-;)

5時過ぎまで団体がいてその後2度寝。
目が覚めると6時半前だった。でも外は暗い。雨だ・・・orz。
荷物をまとめ、雨走行の準備をしてから出発。
土砂降りだ。田平教会を見に行く。

ここは今日見た中で一番の芸術作品だった。
レンガ組み建造物の傑作じゃない?
中も見たかったが、シューズカバーをしていたので断念。

平戸大橋を渡ると雨はさらにひどくなった。
風が暴風だったら絶対走っていないくらいの雨。
でも風はまだ耐えられるくらいだったので先へ進む。

宝亀教会・紐差教会・木々津(きがつ)教会と見て周り
宮ノ浦漁港へ。何か控えめに「橋でつながった最西端の漁港」
の看板。記念撮影し、来た道を引き返す。
平戸島も平坦路なし。常にアップダウンしている。

県道60号と国道383号の分岐にスーパーがあったので
弁当購入。時間と距離をみてギリギリ道の駅まで
行けるかどうか・・・。

風力発電のある道を通り県道19号を北上中に公園発見。
「平戸市切支丹資料館」の看板もあり、屋根もありそうだしと
今日はここまで。と判断しバイクを置いたところで
公園に遊びに来ていたおじいちゃんと孫に話しかけられる。
しばし歓談の後、資料館へ。1部屋のみの小さな資料館だったが
入館料200円は妥当な金額か。

16時頃公園の水道で頭と全身を洗う。さすがに寒い!水が冷たい!
それでも着替えると気持ちがさっぱりした。
明日も雨らしいがこのまま曇りくらいで負けてほしいな・・・。

距離:92.5km
時間:6時間00分
平均:15.4km/h
最高:59.2km/h
天気:大雨のち曇り。24℃。南東からの中〜強風

テント設営地:根獅子(ねしこ)海浜公園 長崎県平戸市大石脇町





202日目 平成23年11月4日(金)




夜、散歩する人がいて、犬が近くまで( ̄Д ̄;;
鎖でつないでおいてくれ〜(-_-;)

朝はこれまた散歩の人多し。おじいさんと少し話をする。
自転車に少し詳しいようだ。出発して東山町を目指す。
途中、挨拶ももしないローディーに後ろにつかれ、
風除けにされた。ムカッ!その後、外国人ローディーに
追い越されるがこちらはあいさつあり。良かった。

東山町までは行けたが、住所が思い出せず。
小学生の頃、家族で来たことがあり、その時の記憶で
たどり着けると思っていたがダメだった。

仕方なく祖母にTEL。住所は分かったが
旧番地だったので市役所に問い合わせて確認。
最初にウロウロ探した区域の中にあった。
記憶ってそんなもんなのね・・・(^_^;)
写真を撮り、近くの海軍墓地へ。

戦艦ごとの墓石が建てられていた。
敷地もかなり広い。管理人さんと少し話をする。
戦前戦後の写真も見せてくれた。いろいろ話が聞けた。
館を出て佐世保駅の港側を通り北上。途中で廃線跡発見。
ガーター橋と橋台、橋脚もあり。その前後は何も残っていなかった。

スーパーで休憩後、県道18号へ。小佐々郵便局でハガキを出して
出発しようとするとオマワリさんと郵便屋さんと
お姉さんがバイクの前で話をしている。
何かと思っていたら撮影をしたいとの事。

で、話の流れでお姉さんの母君と一緒にご自宅へ。
ちょうど昼食時でさっき食べたばかりだったが一緒に頂く。
ご馳走様でした〜(*_ _)人。旅の話もしたしお姉さんの話も聞けた。
お別れした後、県道18号を進む。石橋は県道18号沿い。

「本土最西端」の証明書をもらいに小佐々行政センターへ行くと、
日本の東西南北の到達証明書も発行してもらえるよう。
直接手続きしたので全て無料。プラス記念切手までもらえた。
ありがとうございます〜♪

ゴールを道の駅とし、神埼鼻へ。対岸に平戸が見えた。
モニュメント以外はほとんど何もない。
宗谷岬だけにぎやかで他はさびれているのはナゼ??

道の駅たびらの手前で登坂中にチャリダーと対向。
珍しいなと思い、向こうも止まったので少し話。
大学生のようだ。この先の道路情報を交換する。
話しやすくいい感じの学生さんだった。18時まで走るとか。
暗くなるから気をつけてね〜(^_^;)

道の駅たびらには24時間休憩所があり助かった。
明日は雨?ついに平戸島へ。そろそろ風呂に入りたい・・・。
道の駅で買った「うべ」はあけびに似ているが実は割れない。
中に種がぎっしり詰まっていて、1粒1粒にゼリー状の物がついている。
それをしゃぶるような感じ。外皮はかなりまずいがそのゼリー状のものは
柿とメロンの間のような味で甘かった。

距離:68km
時間:3時間47分
平均:17.9km/h
最高:48.3km/h
天気:うっすら晴れ。26℃。無風

宿泊地:道の駅たびら 長崎県平戸市田平町





201日目 平成23年11月3日(木・祝)




夜と朝に散歩している人が多く、テント越しに
「日本1周やって〜」と声が聞こえた。
朝はくもりからスタート。

武家屋敷通りが何本か残されているようなので
周回ルートで見ていく。
石垣通りが数本残っており、現在も住まれていたり
見学できるようになっていたり。
知覧・出水よりは観光に力を入れていない印象。

大東亜戦争の遺構、空爆の痕跡が見られるようなので
いくつか見ていく。工廠があったらしく
市民も空爆の巻き添えになったらしい。

慰霊塔公園というのもあった。防空壕には弾痕と見られる凹みも
見られたが、説明書きによると空爆によるものらしい。
掩体壕(えんたいごう)というのを見たのは初めて。

戦闘機の防空壕の事。出入り口がちょうど飛行機の
前面投影図になっていた。今はゲートボールの物品庫。
他にはキリシタン迫害の歴史もあり、碑がいくつか。
っていうか、この辺、血なまぐさい話ばかりか?

次にけみかるさんの実家へ。道路計画があるそうで、
来年家の周りが一変し、家が半分取り壊されるそうな。
実家周辺の写真を記録撮影しておく。

竹松駅から国道34号へ。道の駅彼杵(そのぎ)に寄る。
お茶が有名らしく、たくさんのお茶が売られていた。
「東彼杵」(ひがしそのぎ)は地名だが全く読めず。難しい・・・。
大村から北は多少アップダウンがあるものの
それまでに比べればそれほどきつい坂もなく快調。
車からの応援も多い。ありがとうございます〜(^^ゞ

川棚町の海岸で特攻艇の碑があり見ていく。
一般道を抜けた先はハウステンボスのすぐ横だった。
見た目は完全に外国。小学校6年の時に来て依頼だが、
こんなにデカかったっけ??ぐるっと迂回し、県道213号、
141号と走り、国道202号にて針尾の通信塔へ。
ここは道が結構きつかったが行って良かった。

遠くからでも目立つ3本柱だが、真下に行くと
その大きさ、迫力に圧倒される。
塔の中へ入る入り口は柵で閉められているが冷たい空気が抜けていた。
このあたりで天気が快晴になり写真が多めに・・・(^_^;)
塔の周りを円の形に道があったが、細めの農道。
自転車ではちょっと走れないかな・・・。
元はどんな感じだったんだろう?

国道202号にて早岐駅の方へ。交番で銭湯の場所を聞くが
少し遠い。仕方ないのでスーパーで食料を
買い足し、近くの児童公園まで。トイレは綺麗。東屋も一応ある。
明日こそ佐世保へ。本籍地の住所を確認しなきゃ。
今の免許証は本籍地が記載されていないからね。

距離:76km
時間4時間26分
平均:17.2km/h
最高:54.4km/h
天気:くもりのち晴れ。27℃。無風

テント設営地:早岐児童公園 長崎県佐世保市





200日目 平成23年11月2日(水)




屋根がなかったので雨が少し心配だったが、何とか降られなかった。
ただ、池側の布地に夜露がついていた。寒くはなかったけどね〜。

朝は曇り。バイクの整備をしようと思い、見てみると前輪パンク。
しばらくチェックしていなかった。やはり自転車は正直だ。
小石を抜き、パンク修理。ついでに掃除も。
1時間ほど遅れて8時頃出発。

四本堂回りでと少し思ったが、道がややこしそうなので、
無難に国道に一旦出てから県道へ。
バイオパークの横を通り、アップダウンをこなしていく。

国道に戻る直前にスーパーがあったので食料買い足し。
琴海PAは結構大きめでトイレも屋根もありそうな感じだった。
素通りだけどね・・・。雨がパラパラ降り出し、雨宿り。

合羽を着て再スタート。しばらくすると前で車が止まり
こちらを制止する。何かな?と思っていたら
長崎FMのスタッフの人でインタビューしたいとの事。
旅が始まって以来、初の取材だ。特に緊張もなし。
形式的な質問ばかりだったので他のチャリダーにも
同じように聞いているんだろうと分かった。
2〜3分ほどで話も終わり、再出発。

時津町(とぎつ)近くでノーマルペダルの男性に抜かれたのだが、
しれーっと挨拶もなく抜かれたのでカチン!ときて
そこから全力走行。普通1対1だったらちわ〜とか
あいさつするでしょう〜!(;`O´)o火がついたので
一気にスピードアップ。国道34号から県道37号まで一瞬だった。

県道37号もアップダウン。長崎県は平野部がないようだ。
大村市役所の隣に着いた所でそれまでぱらぱら降っていた雨が
本降りに。14時前半だったのでまだ走れたが、今日はここまで。
時間があったので大村城を少し散策。城壁が立派。

本丸跡には神社が建っていた。バイクに戻り15時。
ちょうどいい時間。東屋にて終了〜。明日は城下町を散策してから
大村市街地を出る予定。
佐世保には届くと思うが、本籍地へは行けるのか?

距離:81km
時間:4時間20分
平均:18.7km/h
最高:51.6km/h
天気:曇りのち雨。25℃。無風

テント設営地:大村公園 長崎県大村市





199日目 平成23年11月1日(火)




道の駅に休憩所があり24時間解放されていた。ラッキー♪
夕日が綺麗に見える所らしく、日暮れ前になると
人がたくさん集まってきた。ちゃんと海に沈む夕日を見たのは
これが初めてかも?本当に綺麗だった。休憩所のいすの幅が
やや狭く、ちょっと寝辛かった。水銀灯もかなり明るかったし・・・。

朝は強風。でも快晴からスタート。
相変わらずエグいアップダウンの連続。交通量もそこそこある。
9時半頃に七釜鍾乳洞着。平日なので貸し切り状態。

入ってみると確かに他の鍾乳洞とは違う雰囲気。
やたらごつごつしていて、通路はかなり狭い。
ぬめっとした石灰岩の鍾乳洞ではなく、どちらかというと
「洞窟」と言った方が近いような・・・。

まあ、それでも石灰岩が溶けたような壁もちょっとあったし、
石柱もあった。入場料500円は妥当な金額かなと感じた。
腰痛のある人は絶対入らない方がいい。背の高い人も要注意。

鍾乳洞を出て、大島大橋へ。何もなければ入るつもりはなかったのだが、
石炭関係の遺構があるようでちょっと奥まで・・・。
いくつか橋を渡り崎戸町歴史民俗資料館へ。無料。ラッキー。
捕鯨と炭鉱で栄えた町のようで、最盛期は3万人ほど人口がいたとか。
現在は1400人ほど。係りの人が説明してくれたのだが、
当時の建物は全て取り壊したんだとか。
島内に人があふれ、建物もたくさんあったらしい。
今は芝のだだっ広い公園になっている。

資料館を出て、少しだけ残った遺構を写真に撮り、大島へ。
太田尾教会見られるかな?と思ったが、海岸からは見えず。
坂もかなりきつそうだったのでパス。
大島大橋まで戻り、国道202号にて進む。
平坦区間があったのはこの後の2〜3kmほど?

今日は1日中アップダウンばかりだった。
面高をすぎてAコープが出てきたので少し休憩。
店内で「日本1周やっているの?」とおじさんに聞かれびっくり。
何で知っているの!?Σ(- -ノ)ノ。車で追い越す時に見かけたんだとか。
熟したバナナをたくさん頂いた。ありがとうございます〜。

西海市役所西彼支所近くの公園を目標に来ると、
何とテーマパーク。今はつぶれているようだが・・・。
仕方なく先へ進むと近くに多目的公園の案内看板発見。
屋根はないが、とりあえずトイレ・水はある。
時間も差し迫っているので今日はここまで。
久しぶりにたくさん走った。お尻が痛い。

明日は大村湾をぐるっと回るルートへ。
まだまだ上りは続くようだ・・・。天気がいい事が幸い也。
それにしても郵便局の風景印が見つからない。
今日は5局目にしてやっとあった。
そんなに見所がないの??

距離:94.5km
時間:5時間28分
平均:17.2km/h
最高:58.4km/h
天気:快晴!25℃。無風〜東からの弱風

テント設営地:西彼町多目的公園 長崎県西海市西彼町